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平家物語―マンガとあらすじでよくわかる

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  • サイズ B40判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408453637
  • NDC分類 913.434
  • Cコード C0221

内容説明

学校で必ず教わる『平家物語』。でも、その作者については未だに諸説あるのを知っていますか?この「意外と知らない」物語を、平清盛の一生を軸に、有名エピソードも交えながら史実に沿ってわかりやすく解説。歴史マンガの第一人者・横山光輝の絵と豊富な図版で、平家の勃興から栄華、天皇家との確執、源氏との攻防、そして滅亡までの全貌がすんなりと頭に入る。

目次

第1部 『平家物語』基礎のキソ(『平家物語』はいつ、誰が書いたのか?;『平家物語』を伝えた琵琶法師はどんな人々か?;『平家物語』のキーワード「無常観」とは?;登場人物が次々と出家していくのはなぜか?;平清盛は『平家物語』が描くような悪人だったのか?;源平の二大派閥はどのように出来上がったのか?)
第2部 『平家物語』を読む(平家一門の栄華;源氏の反抗、平家の滅亡;源平合戦のその後)

著者等紹介

関幸彦[セキユキヒコ]
1952年生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位修得。学習院大学助手、文部省などを経て、日本大学教授。学習院女子大学非常勤講師。日本中世史を専門とし、朝日カルチャーセンターなどの講師もつとめる

横山光輝[ヨコヤマミツテル]
1934年生まれ。1955年に『音無しの剣』で漫画家としてデビュー。1991年『三国志』で「日本漫画家協会賞優秀賞」を受賞した。歴史のほか時代・SF・少女漫画など幅広いジャンルの作品を手がけ、2004年に69歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かふ

16
『平家物語』の各章の解説がわかりやすく書かれている。漫画は付け足し程度で、ほとんど文章という感じだが、理解できる。平家が藤原家に変わって摂関政治をするのだが、実際の清盛より悪人に描かれているとか。それと源氏の駄目さとか。頼朝とかの前の世代はダメな源氏だったのだ。ちょうど前半は平家の天下となる時代で半分ぐらい読んだが、『双調平家物語』は進み方が遅いのでここまでストップ。まだ保元の乱でゴタゴタしているが、このへんは一番わかりにくいと思った。2025/01/18

剛腕伝説

12
日本人の誰もが知ってる平家物語。でもその詳細は意外と知らない人が多い。本書は読み本を代表する『延慶本』と琵琶法師の語りを中心とした『覚一本』を参照して解説した一冊。『マンガとあらすじでわかる平家物語』とサブタイトルが付いてはいるが挿し絵程にもまんがは無く、読み物として充分楽しめる内容。源氏と平家の争い、皇家の思惑、源氏の内紛等を中心に年代別に端的に解説してあり、中々の優れもの。恥ずかしながら、おぼろ気にしか知らなかった『平家物語』がより身近に理解できた。本当に素晴らしい一冊であった。2023/04/10

Mentyu

4
ダイジェスト版として上手くまとまっている。古代史の知識がない人でも一通り平家物語の概要について把握できるよう工夫されていた。2016/12/11

ひめだるま

2
横山さんの絵が好きだったので購入。分かりやす読め、もっと読みたいと原本に興味を持ってしまった。

ネコタ

1
簡単なあらすじなのでわかりやすい。大河ドラマ「平清盛」をみていたので内容が簡単に入ってきた。2013/02/02

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