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内容説明
未成年犯罪者を集めた「プルガトリウム更生学院」。そこに冤罪で入学させられた神谷京輔。周りを見ると美脚美女にゆるふわ系少女…なのに実は殺人犯。その上、京輔は異例の“12人殺した殺人鬼”として学院中の注目の的になり、正体不明な巨乳のガスマスク美少女・氷河煉子にまで迫られて―。死と隣りあわせの誘惑をくぐりぬけ、京輔は無事に卒業できるのか!?第14回えんため大賞優秀賞受賞。LOVE=KILL!恋するほどに危険なハードコア系ラブコメ。
著者等紹介
水城水城[ミズシロミズキ]
東海生まれの関東在住。『サイコメ1殺人鬼と死春期を』で第14回えんため大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
41
未成年の殺人犯罪者を集めたプルガトリウム更正学院。そこに冤罪でしかも12人もの殺人の罪を着せられて入学させられた神谷京輔は、平穏に過ごし卒業を迎えようとしていたが、ガスマスクの謎の少女に目をつけられ…京輔は無事に元の世界に帰ることができるのか?表紙とヒロインがガスマスクってのが興味をそそられ購入。作者が北斗の拳が好きだってのだけ十分にわかったwでもひゃっはーとひでぶ,あべし、汚物は消毒ぐらいしかパロネタないからちょい連発しすぎてくどい気がする。あとボケが散漫すぎて雑になってる…。2013/03/06
コリ
38
生徒が全員殺人犯というネジが外れまくりでなかなかブッ飛んだ設定だが、個人的には新鮮でかなり面白かった。キャラも個性的でインパクトが強く、飽きずに読めたかな。モヒカンとロリ教師のやり取りが早速お約束になって笑った。モヒカンは調教専用キャラだろ、アレ(笑)鋭利が割と普通な女の子で和んだ。デレすぎないツンデレ具合も可愛らしい。舞那のドジっぷりは酷すぎるわ(笑)唯一マトモだと思った妹が実は一番危ないかもなぁ…。はたして京輔は無事3年間耐えきり卒業出来るのか?また楽しみなシリーズが増えて満足。2013/06/01
shin
32
喧嘩はするが殺しはしない京輔が殺人の濡れ衣で入ったのは、人殺しを更生するための学校だったお話。関わりを避けたくなるような人達と関わらざるを得ないジレンマと、殺しに縁のあるヒロイン達とのやり取りが面白い。ガスマスクのヒロインとか、どうなるんだ?と気になりつつ、徐々に秘密が明らかになり、歪んだ告白劇など盛り上がっていくラブコメでした。咬ませ犬的にフェードアウトしてくと思ったモヒカンがイイ所を持っていったのは思わず笑ってしまう位痛快だったなー。妹も心配になってしまう引きで、話が進むにつれドキドキしたお話でした。2013/03/09
不自他
30
絵柄とタイトルに惹かれ、購入したシリーズ。面白かった。デビュー作なのに読みづらさが無く、安定感があります。設定もキャラも退屈な部分がありません。個性や面白さを最初から「持ってる」作家さんっているのだなぁ、としみじみ思います。バラバラの4人(京輔・鋭利・舞那・煉子)は『性質』が違っても『性格』が近いので仲良くなれるのだなと感じました。 素直に『力を貸してくれ』と言える主人公・京輔は素敵です。2017/04/08
半熟タマゴ
26
殺人鬼ばかりを集めた学園を舞台にしたかなり変わった作品。出てくるキャラがどの子も濃くて最後まで飽きる事なく楽しめた! ヒロインの煉子や鋭利が特に魅力的だけど、おバカキャラなモヒカンもいい味出してる。続きが気になる終わり方だったから2巻を読むのがとっても楽しみ。2013/04/29