ルイジンニョ少年―ブラジルをたずねて

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ルイジンニョ少年―ブラジルをたずねて

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  • サイズ B5判/ページ数 132p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784591161180
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

移民として2年間暮らしたブラジルで出会ったルイジンニョ少年はじめ多様な人々との交流を描いた、角野栄子のデビュー作を復刻!1970年に刊行された角野栄子先生のデビュー作を、国際アンデルセン賞・作家賞の受賞を記念して復刻。
1959年、自費移民としてブラジルへ2か月の船旅を経て渡航し、2年間滞在した経験をもとに、ポルトガル語を教えてくれた同じアパートの少年ルイジンニョをはじめ、多様な人々との生き生きした交流をみずみずしい筆致で描いた、角野文学の原点と言える貴重な作品。
巻末に、当時を振り返り、またその後の作家としての歩みを綴った書きおろしエッセイを収録。

かどの えいこ[カドノエイコ]
著・文・その他

福原 幸男[フクハラユキオ]
イラスト

内容説明

今から60年まえ、ブラジルで暮らし始めた23歳のえいこの先生になったのは、サッカーとサンバが大すきな少年、ルイジンニョでした…作家・角野栄子の原点。幻のデビュー作!2018年国際アンデルセン賞・作家賞受賞記念復刻!

著者等紹介

かどのえいこ[カドノエイコ]
角野栄子。1935年、東京生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。1970年、ブラジルでの体験をもとにした物語『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』(ポプラ社)でデビュー。『魔女の宅急便』(野間児童文芸賞、小学館文学賞/福音館書店)はじめ受賞作多数。2018年、国際アンデルセン賞・作家賞を受賞

福原幸男[フクハラユキオ]
1945年、新潟県に生まれる。グラフィックデザインを学び、デザイナーとして仕事をしながら、『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』(ポプラ社)でデビューした後、福原ゆきおのペンネームで数多くの子どもの本を手がける。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チロル

15
図書館本。以前、かどのさんがTV出演された際に「ルイジンニョ少年」についてお話しされていたのを覚えており、今回 見つけて借りてきました。本書はかどのさんがご主人と行ったブラジル滞在記を、フィクションにアレンジして書かれた"デビュー作"です。少しばかり、ブラジルのお国柄を垣間見れて わたしも かどのさんと一緒に小さな旅に出たみたいでした★ルイジンニョのガイド付きで😊 日本からの移住者が多い国というのは知っていましたが、他にも様々な国からの移民族国家というのを改めて知りました。ディープな旅、楽しかった!2022/12/10

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

13
角野栄子さんのデビュー作。「世界の子ども」というシリーズとして執筆されたもの。ご主人と過ごしたブラジルでの2年間がベースになっているけど、ブラジルと少年の魅力により強くフォーカスするため設定には変更が加えられている。初版時の時代の匂いをプンプンさせる装丁と紙面構成。潤沢としか言いようがない。角野さんの著作はこれが初体験なので他の著名な作品は知らないのだけれど、フレッシュさとリズムに「生き生きとした」という形容はこの文体のためにあるんだろうなと思わされました。後書きのストリートビューの下りが胸熱。2021/05/27

ぱせり

7
下宿先やんちゃ坊主ルイジンニョと過ごしたエイコさんのブラジル。おおらかで明るい町の匂いを吸い込み、少年のしたたかさを楽しむ。物語はカルナバルの場面で終わる。賑やかな太鼓やタンバリンが胸に響いている。サンパウロの町の熱気が、人(とりわけ子ども)の姿になる。打楽器のリズムになる。 2023/02/27

おかっち

3
映像や観光本で知るブラジルではなく! 角野さんの滞在経験からのブラジルの街並み、ブラジル人の心、食文化、マルシェ、文化・人並みを感じ取れる 物語。角野さんのように海外を味わう生活にチャレンジしてみたい気持ちが湧きました。 「人の心の中こそ、その国を本当に感じさせてくれるものがある」2023/08/01

金平糖

2
国際アンデルセン賞受賞作家、角野栄子さんのデビュー作。角野さんの瑞々しく軽やかな文体はすでにこの頃から鮮やかで、ブラジルの街やそこに暮らす人々、主人公の様子が目に浮かぶよう。角野さんの若かりし頃の実体験を元に書かれた物語では、少々無鉄砲で楽天家の主人公が、右も左も言葉もわからない国で、「お客様」から「その国で生きる一員」へと成長していく姿が生き生きと描かれている。絶版だったようなのだけど、今回の復刻にあたり追加されたあとがきが、また素晴らしい。大好きな作家さんの原点に触れられて、とても嬉しかった。2022/01/08

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