出版社内容情報
移民として2年間暮らしたブラジルで出会ったルイジンニョ少年はじめ多様な人々との交流を描いた、角野栄子のデビュー作を復刻!1970年に刊行された角野栄子先生のデビュー作を、国際アンデルセン賞・作家賞の受賞を記念して復刻。
1959年、自費移民としてブラジルへ2か月の船旅を経て渡航し、2年間滞在した経験をもとに、ポルトガル語を教えてくれた同じアパートの少年ルイジンニョをはじめ、多様な人々との生き生きした交流をみずみずしい筆致で描いた、角野文学の原点と言える貴重な作品。
巻末に、当時を振り返り、またその後の作家としての歩みを綴った書きおろしエッセイを収録。
かどの えいこ[カドノエイコ]
著・文・その他
福原 幸男[フクハラユキオ]
イラスト
内容説明
今から60年まえ、ブラジルで暮らし始めた23歳のえいこの先生になったのは、サッカーとサンバが大すきな少年、ルイジンニョでした…作家・角野栄子の原点。幻のデビュー作!2018年国際アンデルセン賞・作家賞受賞記念復刻!
著者等紹介
かどのえいこ[カドノエイコ]
角野栄子。1935年、東京生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。1970年、ブラジルでの体験をもとにした物語『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』(ポプラ社)でデビュー。『魔女の宅急便』(野間児童文芸賞、小学館文学賞/福音館書店)はじめ受賞作多数。2018年、国際アンデルセン賞・作家賞を受賞
福原幸男[フクハラユキオ]
1945年、新潟県に生まれる。グラフィックデザインを学び、デザイナーとして仕事をしながら、『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』(ポプラ社)でデビューした後、福原ゆきおのペンネームで数多くの子どもの本を手がける。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チロル
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
ぱせり
おかっち
Asami