内容説明
なぜ、私たちは戦争をしたのか?いつのまにか戦争が始まり、いつのまにか敵を倒したニュースに高揚し、いつのまにか家族は兵隊さんになって戦場に行き、いつのまにかわたしたちの住む街は焼き尽くされた。70年前、日本中の誰もが経験した「日常生活の中の戦争」がここにある。
目次
宝田明さん(81歳)開戦当時7歳 「楽園から地獄へ 満州で受けたソ連軍の略奪、銃撃そして苦難の引き揚げ」
田原総一朗さん(81歳)開戦当時7歳 「炭で黒く消された教科書 大人の言葉は信用できない」
清水千壽子さん(84歳)開戦当時10歳 「焦土と化した東京 13歳の少女の空襲壮絶体験」
岩井フサさん(85歳)開戦当時12歳 「兵隊さんのため、お国のために 陸軍病院看護婦の宇都宮空襲」
加藤武さん(86歳)開戦当時12歳 「誰も教えてくれない本当の戦争 空襲で消えた歌舞伎座と祖母」
尾崎健一さん(87歳)開戦当時13歳 「16歳でフィリピンの戦地へ 少年通信兵の孤独、飢餓との戦い」
赤木春恵さん(91歳)開戦当時17歳 「満州慰問団 命がけの引き揚げ 女優として生き抜いた戦争」
吉本淳一さん(91歳)開戦当時17歳 「零戦パイロットが語る江田島海軍兵学校の教育と特攻の信条」
石田アヤさん(92歳)開戦当時18歳 「結婚、上京後2か月で東京大空襲 戦争に翻弄された日々」
岩井忠正さん(95歳)開戦当時21歳 「人間魚雷『回天』と、人間機雷『伏龍』ふたつの特攻部隊の真実」
谷川清澄さん(99歳)開戦当時25歳 「涙ながらに空母『赤城』を自沈させた、駆逐艦『嵐』水雷長が語るミッドウェー海戦」
波多江たまさん(100歳)開戦当時27歳 「二二六事件 処刑された将校の妹が語る真実、そして日本の今」
笹本恒子さん(100歳)開戦当時27歳 「言葉にはできなかった日本初の女性報道写真家が写した戦争」
むのたけじさん(100歳)開戦当時26歳 「特別提言・100歳の現役ジャーナリストからのメッセージ」
感想・レビュー
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