たからもの―全盲の夫婦と赤ちゃんの愛の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575299861
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

昨年末、全盲の夫婦が出産・子育てをする姿が夕方のニュースで放送され、
大きな反響を呼んだ。本書は、妻である聡子さんが語ったノンフィクション。
障害者として生きる厳しさ、周囲の猛反対を乗り超えての出産など、多くの
人に感動を与える一冊。

内容説明

全盲の夫婦に宿った小さな命。医師や両親の猛反対のなか、あらゆる苦労を受け入れる覚悟で二人は出産を決意した。家族の原点を見つめた一冊。

目次

第1章 全盲の少女(全盲で生まれて;幸せに包まれた家族 ほか)
第2章 運命の人との出会い(盲学校で出会って;わたしの曲を聴いてください ほか)
第3章 出産を決意するまで(プロポーズ;子どもをもつという決意 ほか)
第4章 小さな命を抱きしめて(誕生;赤ちゃんの“目” ほか)
第5章 勇斗とともに歩む道(勇斗の成長のために;勇斗と保育園 ほか)

著者等紹介

立道聡子[タテミチサトコ]
1982年、福岡県生まれ。体重850グラムの超未熟児で誕生し、未熟児網膜症により全盲に。6歳から親元を離れ、小・中・高と盲学校の寮で過ごす。3歳でピアノ、14歳で作曲を始める。筑波大学付属盲学校高等部専攻科音楽科在学中に、1学年上の全盲の男性、金子直樹さんと知り合い2004年に結婚。周囲の猛反対を押し切り2006年5月、長男・勇斗君を出産。現在、夫婦は都内のアパートで自力で子育て中。2007年10月、元はっぴいえんど、ティン・パン・アレーの鈴木茂プロデュースにより自作曲『たからもの』でCDデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ミネチュ

0
著者は全盲のミュージシャン。その著者の幼い頃から、結婚を経て出産するまでを書いたエッセイというか自叙伝というか。 配偶者も全盲で全盲夫婦。 話は子どもができたところで終わりましたが、これから子どもが成長していくにしたがって、色々なドラマがあるんだろうと想像・・・。2016/12/25

nico

0
生まれた時から全盲の著書が、同じく全盲の相手と出会い、結婚し、子供を産んで育て始めるまで。私にはわからない大変さや苦しさや辛さもあるだろうと思うけど、愛する人に出会い、子供を産み育てることを決意するその決意は、すごいと思う。 自分がいずれ成長していく子供に「なんでお母さんとお父さんは目が見えないの?」と聞かれることを考える気持ちというものに、向き合う強さは同じ親として尊敬する以外にない。2014/02/17

さなだ

0
図書館2010/03/28

もみじ

0
聡子さんの精神的な力強さ、くじけなかった事に感服致しました。尊敬します。2009/05/27

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