内容説明
無類の本好きゲーム作家たちが、常識や先入観にとらわれず時には読んでポカーンとしながらも、文学の懐の深さに驚嘆し、自信ある誤読を愉しみつつ名作をゲーム化した新感覚の文藝座談会。
目次
文豪の部(『こころ』(夏目漱石)
『羅生門』ほか(芥川龍之介)
『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治)
『痴人の愛』(谷崎潤一郎)
『人間椅子』(江戸川乱歩)
『山椒魚』(井伏鱒二)
『人間失格』(太宰治)
『金閣寺』(三島由紀夫))
ベストセラーの部(『世界の中心で、愛をさけぶ』(片山恭一)
『電車男』(中野独人)
『アフターダーク』(村上春樹)
『半島を出よ』(村上龍))
著者等紹介
麻野一哉[アサノカズヤ]
1963年生まれ。ゲーム作家。代表作に『かまいたちの夜』『街』など。思想書、宗教書を中心とした人文書に強い。守備範囲もマジメなものからトンデモ系まで幅広い
飯田和敏[イイダカズトシ]
1968年生まれ。ゲーム作家。代表作に『アクアノートの休日』『巨人のドシン』など。国内外の純文学に強い。特定の作家への思い入れも強く、タレント本やアイドル写真集にも詳しい
米光一成[ヨネミツカズナリ]
1964年生まれ。ゲーム作家。代表作に『ぷよぷよ』『バロック』など。やおいから実用書、純文学まで活字ならなんでも読むという、いわゆる雑食タイプ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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