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内容説明
この本には、情緒障害児治療施設の教育的治療的理念と、実践での理念の生かし方が記されている。ここでは子ども自体に焦点が合わされている。それぞれ精神病、精神分裂病、精神身体的疾病、犯罪傾向者といったさまざまな診断を下されていた4人を取り上げ、養護学校に入る前の生育歴、入校中の行動、さらに学校を出てからの生活について報告や考察をおこなっている。
目次
情緒障害児のリハビリテーション―基本理念と施設
「ちょっとした出来事と時間」―ポール、「施設病」の症例
情緒的な死と再生―分裂病の少女、メアリー
「神様よりアイスクリームの方がいい」―ジョン、ある食欲不振症少年の空想生活とリハビリテーション
「そんなに心配してくれているなんて、ちっとも知らなかった」―非行少年、ハリー
付録 関連資料とその検討