PHP新書<br> 学歴社会は誰のため

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学歴社会は誰のため

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  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569858814
  • NDC分類 371.3
  • Cコード C0236

出版社内容情報

長年の学歴論争に一石を投じる!
学歴不要論など侃侃諤諤の議論がなされるのに、なぜ学歴社会はなくならないのか。誰のために存在するのか。
背景にあるのは、「頑張れる人」を求める企業と、その要望に応えようとする学校の“共犯関係”だった?
人の「能力」を測ることに悩む人事担当者、学歴がすべてではないとわかっていてもつい学歴を気にしてしまうあなたへ。
教育社会学を修め、企業の論理も熟知する組織開発の専門家が、学歴社会の謎に迫る。

【本書の要点】
●学歴は努力の度合いを測るものとして機能してきた
●ひろゆき氏の学歴論は本質を捉えている?
●日本の学歴主義の背景にあるメンバーシップ型雇用
●仕事は個人の「能力」ではなくチームで回っている
●「シン・学歴社会」への第一歩は職務要件の明確化

【目次】
第1章:何のための学歴か?
第2章:「学歴あるある」の現在地
第3章:学歴論争の暗黙の前提
第4章:学歴論争の突破口
第5章:これからの「学歴論」──競争から共創へ

内容説明

長年の学歴論争に一石を投じる!学歴不要論など侃侃諤諤の議論がなされるのに、なぜ学歴社会はなくならないのか。背景にあるのは、「頑張れる人」を求める企業と、その要望に応えようとする学校の“共犯関係”だった!?人の「能力」を測ることに悩む人事担当者、学歴がすべてではないとわかっていてもつい学歴を気にしてしまうあなたへ。教育社会学を修め、企業の論理も熟知する組織開発の専門家が、学歴社会の謎に迫る。

目次

第1章 何のための学歴か?(学歴とは何か?学歴社会とは何か?;人の価値を「評価」する? ほか)
第2章 「学歴あるある」の現在地(なぜ学歴論は人びとを惹きつけるのか?;巷の視点―学歴の効用言説 ほか)
第3章 学歴論争の暗黙の前提(学歴をありがたがるのは誰か?なぜ「ありがたい」のか?;前提(1)「労働=企業」という企業中心社会 ほか)
第4章 学歴論争の突破口(学歴を言い争っている場合ではない;ステップ1 良し悪し、唯一解探しになっていないか? ほか)
第5章 これからの「学歴論」―競争から共創へ(脱・学歴主義への一歩;「『尖り』のある人材の発掘と育成がテーマだな」? ほか)

著者等紹介

勅使川原真衣[テシガワラマイ]
組織開発専門家。1982年、横浜市生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。外資コンサルティングファーム勤務を経て2017年、組織開発を専門とする「おのみず株式会社」を設立。企業をはじめ病院、学校などの組織開発を支援。二児の母。2020年から乳がん闘病中。著書に『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社、紀伊國屋じんぶん大賞2024・8位)、『働くということ』(集英社新書、新書大賞2025・5位)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

21
学歴不要論など侃侃諤諤の議論がなされるのに、なぜ学歴社会はなくならないのか。誰のために存在するのか。教育社会学を修め、企業の論理も熟知する著者が学歴社会の謎に迫る1冊。努力の度合いを測るものとして機能してきた学歴の位置付け、日本の学歴主義の背景にあるメンバーシップ型雇用、仕事は個人の「能力」ではなくチームで回っていることを背景に、「頑張れる人」を求める企業と、要望に応えようとする学校の共犯関係、親と子で再生産されがちな学歴の問題を指摘しつつ、試行錯誤も取り上げてこれからの社会を考える1冊になっていました。2025/04/07

タナカとダイアローグ

21
学歴って言葉に「うっ」となる。自分は誇れない。能力の高さ=偏差値的なことか?。否、まず「能力ってなに?」状況、組み合わせで、出来ること出来ないことってあるよね、汎用的な能力って虚構だよね?という真っ当な議論をしてくださっている。汎用的な何となく出来るだろうって人を採用しようってなると、学歴は重要な指標なんだけど、「この職務に対して成果をあげられる人」を基準にしたら、学歴より学部だし、機能だし。ジョブ型じゃないのに無理すると学歴偏重になる。あと、「〇〇大学なのにだめでした!」って言い訳しやすいんだとおもう。2025/03/22

江口 浩平@教育委員会

17
【教育社会学】勅使川原さんの本ということで手に取った一冊。企業が自分たちにとって良い人材を採用しようとしたときに、どの学校を出ているかで良し悪しをはかろうという社会全体の合意があったからこそ、学歴社会が加速度的に進んできて今の実態がある。家庭環境と学歴とには相関があることを考えると、学歴を有難がっている社会をそのまま維持し続けることは格差の助長につながることになる。学歴よりも個人としてどのようなことを学んできていて、どのような強みをもっているのかを互いに可視化して、補い合えるような働き方ができればと思う。2025/04/01

1
頑張って読んだ。2025/04/10

Jiny

0
去年「働くということ」を読んで、能力主義に一石を投じる内容に共感し、本書も手に取った。学歴で職務遂行力を予測して採用することの課題と、ならば代案は何か、という流れで、話しが進む。前作と同様、仕事は個人の「能力」で回るものではない、という部分は共通した結論だと理解した。言っていることはわかるのだけど、いまひとつジョブ型雇用の位置付けが把握できなかった。「働くということ」と併せて、改めて流し読みで理解したい。2025/04/20

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