PHP新書<br> M9地震に備えよ―南海トラフ・九州・北海道

個数:
電子版価格
¥1,100
  • 電子版あり

PHP新書
M9地震に備えよ―南海トラフ・九州・北海道

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月22日 00時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569857541
  • NDC分類 453.21
  • Cコード C0244

出版社内容情報

「大地変動の時代」に入った日本列島で生き延びるために。「京大人気No.1講義」で名を馳せた地球科学者が、列島を襲う巨大地震を警告!
今後、東日本大震災と同じマグニチュード9の巨大地震が、三つ起こる可能性がある。震源域はそれぞれ、千島海溝と日本海溝、南海トラフ、九州・沖縄沖の琉球海溝である。本書ではこの三つの巨大地震について取り上げるほか、犠牲者最大2万3000人と推測されている首都直下地震や房総半島沖地震、2020年代に桜島や有珠山が噴火する可能性など、警戒すべき大地震を平易に解説。

●東日本大震災以降に内陸地震が増加
●千葉県直下にプレートが3枚
●関東大震災の再来と元禄関東地震
●首都直下地震――帰宅困難者800万人、避難所生活者290万人
●地震発生確率の読み方
●南海トラフ巨大地震の被害想定
●九州・沖縄沖の琉球海溝M9地震
●高層ビルを襲う長周期地震動
●日本海東縁部ひずみ集中帯の地震と津波
●M9クラスの日本海溝・千島海溝地震

内容説明

「大地変動の時代」に入った日本列島で生き抜くために。今後、東日本大震災と同じマグニチュード9の巨大地震が、三つ起こる可能性がある。震源域はそれぞれ、千島海溝と日本海溝、南海トラフ、九州・沖縄沖の琉球海溝である。本書ではこの三つの巨大地震について取り上げるほか、犠牲者最大2万3000人と推測されている首都直下地震や房総半島沖地震、桜島や有珠山が噴火する可能性など、警戒すべき自然災害を平易に解説する。

目次

第1章 東日本大震災は終わっていない(「大地変動の時代」に入った日本列島;房総半島沖地震と巨大津波、東日本大震災の拡大地震;三陸沖アウターライズ巨大地震 ほか)
第2章 国家を揺るがす西日本大震災(南海トラフ巨大地震の脅威;西日本で増える内陸地震;頻発するスロースリップ地震と地震予知 ほか)
第3章 日本海と北日本に迫る危機(四千年ぶりの地殻変動による能登半島地震;日本海の拡大とフォッサマグナの変動域;日本海東縁部ひずみ集中帯の地震と津波 ほか)

著者等紹介

鎌田浩毅[カマタヒロキ]
京都大学名誉教授、京都大学経営管理大学院客員教授、龍谷大学客員教授。1955年生まれ。東京大学理学部地学科卒業。1997年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士(東京大学)。専門は地球科学・火山学・科学コミュニケーション。ドラマチックで巧みな語り口で行なう講義は多くの学生を惹きつけ、京大人気No.1講義として知られた。YouTube「京都大学最終講義」は108万回以上再生中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

180
近未来の日本列島で一人でも多くの人が賢く生きのびるために。京都大学名誉教授が鳴らす警笛。一千年ぶりの大地変動時代、平安時代(9世紀)と現代(21世紀)の地震と噴火の類似性。いつ起きてもおかしくない首都直下型地震。富士山噴火スタンバイ状態。南海トラフ巨大地震は2035±5年に確実発生。日本海東縁と新潟-神戸ひずみ集中帯。など不安な気持ちになる言葉が並ぶが、4枚のプレートに取り囲まれた日本列島はどこでも地震が起こるリスクがあると理解し、事前対策が必要です。2025/02/28

まーくん

92
「科学の伝道師」とも呼ばれる著者は通産省地質調査所から京大教授になられ、地味な「地学」を教養課程の人気ナンバーワン科目にした実績を持つ。定年退官後も地震・火山防災について素人にもわかり易く伝えることに尽力されている。本書もそのような考えで構成されている。今、備えるべき地震として静岡~宮崎間の太平洋沿岸(震源域は南海トラフ)、奄美~沖縄の東海岸(震源域は琉球海溝)、北海道南東岸(震源域は千島海溝~日本海溝)の三つのM9クラスの地震の他、首都圏直下型地震などを解説。特に迫りくる南海トラフ地震について詳しい。⇒2024/09/30

あすなろ

82
南海トラフという言い方でなく、西日本大震災と呼ぼうと提唱し、読書家としても著名な鎌田先生の最新刊。その来る西日本大震災は今から約10年後に起きる・被害規模は東日本大震災より一桁大きい・総人口の半数6,800万人が被災するとする。日本の地盤は平安時代以来一千年振りの大地変動の時代に突入しており、これが今後数十年スパンで続くとの事。では何が今我々に出来る事があるのか。一方で先生が各所で公演するとこう問うた若者が居たという。津波でサーフィンがしてみたい、と。読書人としてこういう本を読み啓蒙する事は大事である。2024/11/04

きみたけ

61
眠いので感想は明日にしよ😅 追記です。 面白かった!特に元旦に起きた石川能登半島地震の解説が良かったです。著者は「京大人気No.1講義」で名を馳せた京都大学大学院人間・環境学研究科教授で地球科学者の鎌田浩毅先生。今後、東日本大震災と同じマグニチュード9クラスの巨大地震が起こる可能性の高い、千島海溝と日本海溝、南海トラフ、九州・沖縄沖の琉球海溝の各震源域について詳細に解説した一冊。大学教授で収まらす、地震の伝道師を目指して活動されているそうです。2024/11/30

ta_chanko

19
千島列島沖や南海トラフではM9地震、房総沖ではM8地震、日向灘や琉球海溝でも南海トラフと連動する巨大地震が起きる可能性がある。首都圏直下型地震や富士山の噴火も懸念されている。現在の日本列島は千年ぶりの活動期。東日本大震災以来、大地の動乱が続いている。この未曾有の危機を乗り越えられるかどうかが、日本の一番の課題。幕末の混乱から明治維新が起こったように、2040年前後に起こる大震災後に、新しい時代が来る。2024/10/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22064533
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品