PHPビジネス新書<br> 50歳からやってはいけないお金のこと

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PHPビジネス新書
50歳からやってはいけないお金のこと

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569854786
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C1234

出版社内容情報

老後資金の不安に駆られて、日々の節約に励んだり、
よくわからないまま投資を始めたりするのは逆効果!

「老後2000万円問題」や「年金崩壊」などという話を耳にして、老後のためのお金の心配をしている人は多いだろう。
しかし、そもそも、将来もらえる年金の額や、月々の生活にかかっている支出の額を、あなたはきちんと把握しているだろうか?
不安の最大の原因は「わからない」ことなので、「わかる」ようにするだけで、不安はずいぶん小さくなる。

支出をストレスが溜まらない方法でコントロールしさえすれば、普通の会社員なら過剰にお金のことを心配する必要はない。
それに、定年後も自分の裁量で楽しく働けば、年金にプラスして報酬も手に入り、余裕のある生活ができる。
そのために大切なのは、50歳にもなったら会社での出世に執着することをやめて「成仏」し、「会社人間」から変わることだ。

老後の安心のために今からできるシンプルなことを具体的に解説。

【本書の内容】
第1章 煽り報道に振り回されてはいけない
第2章 出世のために頑張っても意味はない
第3章 「節約」をしてはいけない
第4章 年金を損得で考えてはいけない
第5章 「お金に働いてもらう」のはそれほど簡単ではない

内容説明

「老後2000万円問題」や「年金崩壊」などという話を耳にして、老後のためのお金の心配をしている人は多いだろう。しかし、そもそも、あなたが将来もらえる年金の額や、月々の生活にかかっている支出の額を、きちんと把握しているだろうか?不安の最大の原因は「わからない」ことなので、「わかる」ようにするだけで、不安はずいぶん小さくなる。老後資金を作るつもりで、日々の節約に励んだり、会社での出世に執着したり、よくわからないまま投資を始めたりするのは逆効果!

目次

第1章 煽り報道に振り回されてはいけない(「老後2000万円問題」のウソ;円安・インフレはそれほど怖くない ほか)
第2章 出世のために頑張っても意味はない(今も波平さんの時代のまま?;長く働くとどんないいことがあるのか? ほか)
第3章 「節約」をしてはいけない(節約なんかする必要はありません;不要な保険は人生最大の無駄 ほか)
第4章 年金を損得で考えてはいけない(一番大事な保険は「社会保険」;年金の本質は「保険」 ほか)
第5章 「お金に働いてもらう」のはそれほど簡単ではない(貯蓄ではダメなのか?;何にどうやって投資をすればいいのか? ほか)

著者等紹介

大江英樹[オオエヒデキ]
経済コラムニスト/(株)オフィス・リベルタス代表。1952年、大阪府生まれ。大手証券会社で個人資産運用業務や企業年金制度のコンサルティングなどに従事。定年まで勤務し、2012年に独立後は、「サラリーマンが退職後、幸せな生活を送れるように支援する」という理念のもと、資産運用やライフプランニングに関する講演・研修・執筆活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Book & Travel

34
50歳まであと1年となり、今後のお金のことは多少は考えてきたが、きちんと知識を持っておきたくて手に取った一冊。割りあい当たり前のことが書かれている印象だが、当たり前のことをきちんとやるのが一番いいということなのだろう。老後の不安を煽るような報道に惑わされず、自分自身のお金を見える化すること、楽しく仕事をする方向にシフトして、長く働くのが大きなメリットになること等、腑に落ちる内容が多かった。年金や投資の具体的な考え方も参考になる。我が家は教育費が大変な時期がしばらく続くが、今のうちにできることもありそうだ。2024/08/31

ビイーン

34
シンプルに至極真当な事が書かれていると思う。長生きのリスクを回避するために、長く働ける「専門性」に磨きをかける選択以外の別ルートを未だ見つけられない。好きなことで生きていくしかないし、一生学習し続けるしかない。そんなことは分かっているけれど簡単にいかない残酷な時代に生きている。いずれにしても準備運動は早いに越したことはないか。2024/05/03

ぴえろ

28
50~75歳,林住期のお金のこと。この時期は誰かのためではなく自分のために働く時期(働く、は趣味を含めた活動する時期) 定年が伸びるとか停年後も働くとか考えると嫌になるが、ほんとに楽しいことやりたいことを出来る時期なのかもしれない。本書自体はとても基本的なことだか分かりやすく書かれている。2024/07/21

kum

25
情報に煽られてはいけない例として「老後2000万不足問題」が取り上げられているが、その試算の不自然さにはなるほどと頷いた。確かにそもそも資産も支出も働き方も家族構成もバラバラな中で、平均的な老後の不足額を算出しようとすること自体に無理がある。そんなものに振り回されるよりも「自分の生活に関する収支を把握すること」がまず大事であるというのは納得。よくわからないで片付けるのではなく、自分のことは自分で。勉強できるツールがたくさんある今の時代がありがたい。今後も情報のアップデートになんとかついていこうと思う。2023/09/20

ひと

20
人生後半をお金とどう付き合うかを学ぶために。メッセージはシンプルで、メディアに不安を煽られることなく、年金を信じてできるだけ働き続けようということになるでしょうか。投資でリスクを取る前にちゃんと貯金できるようになりましょう、投資するならNISA等の税金有利な枠組みを利用しましょう。NISAについては竹川さん本がオススメされてます。長く働き続けたいけど今の仕事を続けるのはキツいと思ってしまうので、対策を考えないと。無駄の中では保険をしばらく見直してないので、削ってもいいのかもしれない。2024/05/06

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