出版社内容情報
20年以上、カウンセラーとして職場の「嫌がらせ」やいじめなどの問題を扱ってきた著者によると、他人をいじめる大人はおおよそ3種類に分けられるという。自分の感情をコントロールできない「感情型」、自己愛が強い「自己愛型」、他者が自分にとって使える人間かどうかでしか判断しない「他者利用型」である。
では彼らによるいじめにどのように対抗すればいいのか。敵愾心を持つのは逆効果。本書では大人としてもっとふさわしい対抗策を解説するとともに、長い目で見て最も有効な解決策として、他者と本当の信頼関係を作り上げる「傾聴」のスキルを紹介する。
(内容例)
「自分が正しい」と思い込んでいる人の怖さ/自分たちと違うからいじめるという同調圧力/「そんな発注は受けていない」と言うCさん/上司から大量の本を読むことを強要されたBさん/人の噂に尾ひれをつけて拡散する人たち/公園デビューで仲間外れにされたOさん/自分自身を楽にする「傾聴」の本質
内容説明
20年以上、カウンセラーとして職場の「嫌がらせ」やいじめなどの問題を扱ってきた著者によると、他人をいじめる大人はおおよそ3種類に分けられるという。自分の感情をコントロールできない「感情型」、自分中心の「自己愛型」、他者が自分にとって使える人間かどうかでしか判断しない「他者利用型」である。では彼らによるいじめにどのように対抗すればいいのか。敵愾心を持つのは逆効果。本書では大人としてもっとふさわしい対策を解説するとともに、長い目で見て最も有効な解決策として、他者と本当の信頼関係を作り上げる「傾聴」のスキルを紹介する。
目次
第1章 大人のいじめはなぜ起こるのか(「一回だけ、人をいじめてしまった」というケースはほとんどない;「自分が正しい」と思い込んでいる人の怖さ ほか)
第2章 感情をコントロールできない人からのいじめ―感情型(「言った言わない」問題が、大きな責任問題に発展;Cさんはなぜそんなことをしたのか ほか)
第3章 自分中心でないと気が済まない人からのいじめ―自己愛型(女性社員Rからストーカー被害を受けたYさん;周囲からの賞賛を求め、常に優位な立場でいたい自己愛型の人 ほか)
第4章 人を利用することしか頭にない人からのいじめ―他者利用型(上司に報告したのに、放置されてしまったLさん;自分の利益のために部下を切り捨てる上司 ほか)
第5章 一つの解決策としての「傾聴」(是非、身に付けていただきたいスキル;他者に寄り添う傾聴 ほか)
著者等紹介
見波利幸[ミナミトシユキ]
1961年生まれ。大学卒業後、外資系コンピューターメーカーなどを経て、98年に野村総合研究所に入社。主席研究員としてメンタルヘルスの研究調査、研修開発に携わり、日本のメンタルヘルス研修の草分けとして活躍。2015年より日本メンタルヘルス講師認定協会の代表理事に就任。20年かけて開発した2日間の「ヒューマンスキルを強化するマネジメント研修」は大企業を中心に絶大な支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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