内容説明
「頭の良さ」の基準が変わってきた!大変化の時代に負けない脳をつくる「フロー」「グリット」「探究」のすごい力。
目次
第1章 脳が喜ぶ究極の勉強法―“探究”(探究学習を経験した子は、試験の成績も上がる;探究学習とは、まだ調べられていないものを見つけること ほか)
第2章 超進学校ほど、探究を実践している(超進学校ほど、受験テクニックは教えない;探究学習が基礎となり、受験に受かる学力がつく ほか)
第3章 「本当に頭のいい子」の親が家庭でやっていること(子どもの好奇心には、口を出さず「見守る」「応援する」;そのときどきの興味を認めてあげる ほか)
第4章 「超地頭力」を鍛える五つの習慣(探究心の鍛え方;続ける力(=グリット)の鍛え方 ほか)
著者等紹介
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年、東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。『脳と仮想』(新潮社)で小林秀雄賞を、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄人28号
14
☆☆☆ 頭のよい子を育てるためには、探究学習をさせる必要がある。本来、子どもは皆、好奇心旺盛で大いなる探究心を持っている。これまでの知識注入型の偏差値重視教育はこれをつぶしてしまうきらいがあった。親の子への接し方で大事なことは、子どもが何かに興味を持ったら、口出ししたい気持ちをぐっと我慢して応援することということを肝に銘じて孫たちに接したいと思う。「グリット」という困難があっても続ける力が成功者が共通して持つ能力であるという説明もなるほどと合点した。有森裕子さんについての話もためになった。2020/03/17
せっかちーぬ
9
集中できる力、やり抜く力、テーマを変化させつつ継続する力を育てていける人が、頭の良い人ということになる。学校にも家庭にも、その割に時間がないんだよね。待てないのよ。すみません、悲観的で。テーマを見つける気がない子、やっとフロー状態に入ったのに「何してるんですか?他のことしなくていいんですか?」って外から言う人。そこに対抗する術がなく、八方塞がりなのよ。自力で勉強できる人に育てるまでが苦しい。親が本気にならなければ、変わらないよ。2022/09/10
まんまる
8
子どもの好奇心を見守って応援していきたい。 探求心に何が繋がるかわからないから、たくさんの好奇心の餌巻きをして、親子で楽しむ心の余裕を持ちたい。2023/02/23
鉄人28号
7
☆☆☆2020/12/13
元よしだ
6
図書館で新書ほぼほぼ一気読み~~ 読みやすかったです~~2019/05/28
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- 和書
- 小さな幸せで満たす日々