出版社内容情報
英語の文は「だれが」「する(です)」「だれ・なに」「どこ」「いつ」という意味のまとまりで構成されており、どんなに複雑な内容でも、この意味の順序に単語をあてはめれば、簡単に英文が作れます。
この方法を「意味順」と呼びます。
本書は英語に苦手意識をもつ方へ、この「意味順」を用いて中学英語を整理するドリル形式の学習書です。
「意味順」なら英語をやり直せます!
◆本書の特長
1.英文の仕組みを視覚的に理解できる!
本書では中学レベルの英語を「意味順」と「文法事項」の2つの軸でとらえ、ひととおり目を通すことで、文法の全体像と各文法項目の関連性がわかるようになっています。意味順ボックスに英語を整理することで、見るだけで文法が頭に入ってきます。
2.書き込みながら楽しく文法をマスターできる!
意味順の考え方を定着させるため、すべてのレッスンにショートストーリー形式で楽しく学べる書き込み式のドリルがついています。ボックスに書き込んでいくことで、英文の構造を容易にとらえ直すことができます。
3.英語が「わかる」から「使える」へ変わる!
「意味順」はコミュニケーションに支障をきたすミス(英語を使ううえで「意味の通じないミス」が発生する最大の原因は「語順の間違い」)をなくすためのメソッドです。文法事項を知識として理解するだけでなく、付録の無料音声とともにコミュニケーションの力も同時に伸ばすことが可能です。
内容説明
どんな英文法も「意味順」で理解できる。英文の仕組みを視覚的に理解できる!書き込みながら楽しく文法をマスターできる!英語が「わかる」から「使える」へ変わる!
目次
1 Lesson1~11(「AはBです」を表す be動詞(現在・単数)の肯定文
「AはBではない」「AはBですか?」を表す be動詞(現在・単数)の否定文・疑問文
主語が複数のとき、be動詞はいつでも“are” be動詞(現在・複数)の肯定文・否定文・疑問文 ほか)
2 Lesson12~22(「今~しているところだ」を表す 現在進行形;「(そのとき)~していた」を表す 過去進行形
「自然のなりゆき」と「意思」の2つのパターンがある 未来を表すwill ほか)
3 Lesson23~33(3つ以上の中で「最も~だ」を表現する 最上級の文;「~すること」と「~するための」を表す 不定詞(1)名詞的用法と形容詞的用法
動詞・形容詞・文全体を修飾する 不定詞(2)副詞的用法 ほか)
著者等紹介
佐々木啓成[ササキヨシナリ]
京都府立鳥羽高等学校教諭。京都外国語大学大学院外国語学研究科博士前期課程修了。平成22年度京都府現職教育職員長期研修の派遣教員として、京都大学高等教育研究開発推進センターにて研修。平成26年度若手英語教員米国派遣交流事業の派遣教員として、アイオワ州立大学にて研修。2018年第68回全国英語教育研究大会(全英連滋賀大会)高等学校分科会の発表者。単著としては、『リテリングを活用した英語指導 理解した内容を自分の言葉で発信する』(大修館書店)があり、この著書に対して、一般財団法人語学教育研究所から2022年外国語教育研究賞(通称 伊藤健三賞)が贈賞された
ボルスタッド,フランチェスコ[ボルスタッド,フランチェスコ] [Bolstad,Francesco]
奈良県立医科大学臨床英語主任教授。京都大学工学部科学英語や京都府立大学大学院科学英語担当。ヴィクトリア大学ウェリントン修士課程および京都大学博士課程修了(国費留学)。ニュージーランド教員免許所有。25年間以上教育現場での経験を持ち、CLIL(内容言語統合型学習)や協働的教育の研究者を続ける
田地野彰[タジノアキラ]
名古屋外国語大学教授。京都大学名誉教授。専門は教育言語学・英語教育。言語学博士。国際誌ELT Journal(英国オックスフォード大学出版局)編集委員や一般社団法人大学英語教育学会特別顧問などを歴任。著書・論文は多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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