出版社内容情報
中国は、AIで日々の行動のすべてが監視される「恐怖の管理弾圧社会」になりつつある。だが矛盾と限界も見え始め……。衝撃の緊急報告。
宮崎 正弘[ミヤザキ マサヒロ]
著・文・その他
内容説明
政敵をなぎ倒して絶対権力を握り、「第二の毛沢東」への道をひた走る習近平国家主席。さらに盤石の権力を補強する手段が、デジタル監視制度だ。顔識別技術の利用、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの徹底監視により、共産党の脅威となる人物は徹底的にマークされる。サイバー部隊を使った情報工作・盗取の網はいまやアジア全域に及び、AI兵器の開発に邁進して「デジタル中華皇帝」として君臨している。だが、共産党が誇る監視制度には致命的なアキレス腱があった。30年にわたり中国の政治社会を分析してきた著者が、デジタル全体主義の闇を暴く。
目次
プロローグ 米中貿易戦争は「序の口」にすぎない
第1章 AI監視と支配の凄まじい進歩
第2章 全体主義の恐ろしさと悲しみ
第3章 デジタル兵器、AI搭載ロボットの軍事転用
第4章 「初代デジタル皇帝」習近平
第5章 そしてパンダハガーは誰もいなくなった
第6章 「AIをマスターした者は誰であれ、世界の支配者になる」(プーチン)
エピローグ スマホ依存症国家の落とし穴
著者等紹介
宮崎正弘[ミヤザキマサヒロ]
評論家。1946年、石川県金沢市生まれ。早稲田大学中退。『日本学生新聞』編集長、月刊『浪漫』企画室長などを経て貿易会社を経営。1982年、『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇へ。以後、世界経済の裏側やワシントン、北京の内幕を描き、話題作を次々に発表してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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