出版社内容情報
医療、交通、物流、自動運転、電力・ガス・水道、金融、クレジット、スマホ……急増する「サイバー攻撃」の脅威が日々の暮らしに迫り、あなた自身や職場が被害に遭う可能性が高まっていることをご存じだろうか?
自民党サイバーセキュリティ対策本部長として、世界で起きている「サイバー攻撃」の実態をつぶさに調査した著者が、その対策法をまとめたのが本書である。
ただし、「サイバー攻撃」対策を「コスト」と考えるのではなく、「投資」と考えるべきだと著者は指摘する。なぜなら、これからは「サイバー攻撃」対策を強化した製品・サービスが国内外市場において優位性を確保できる時代だからである。むしろ日本が激しい国際競争に勝って経済成長へ進む大きなチャンスだと著者はいう。
「サイバー攻撃」の実態をより理解してもらうためのマンガも70ページにわたり掲載。最新用語の解説も充実しており、日本人必読の危機管理本といえよう。
高市 早苗[タカイチ サナエ]
著・文・その他
藤井 龍二[フジイ リュウジ]
イラスト
内容説明
医療、交通、金融、クレジット、スマホまで…「産業分野別」にインシデント事例と対策を紹介。「全分野共通」の対策、「経済成長」への道標も必読。自民党サイバーセキュリティ対策本部長からの緊急提言!『マンガで理解するサイバー攻撃』も掲載。
目次
第1章 情報通信分野
第2章 航空・鉄道・物流分野
第3章 自動車・自動運転分野
第4章 医療分野
第5章 電力・ガス・水道分野
第6章 石油・化学分野
第7章 金融分野
第8章 クレジット分野
第9章 政府・行政サービス分野
第10章 安全保障分野
第11章 全分野共通で新たに実行するべきサイバーセキュリティ対策
第12章 米国のサイバーセキュリティ対策
第13章 大規模攻撃に屈することなく成長したエストニア共和国から学べること
第14章 「サイバーセキュリティの産業化」で日本は成長する
第15章 「セキュアなICT環境」で身近な暮らしに安心と豊かさを
著者等紹介
高市早苗[タカイチサナエ]
衆議院議員(自由民主党、当選8回、奈良2区選出)。1961年生まれ。奈良県立畝傍高校、神戸大学経営学部卒業。(財)松下政経塾卒塾(第5期)。衆議院文部科学委員長、通商産業政務次官、経済産業副大臣(3内閣)、内閣府特命担当大臣(2内閣)、総務大臣(4回連続任命により、史上最長の在任期間を記録)、自由民主党政務調査会長(2任期)等を歴任。現在は、衆議院議院運営委員長、自由民主党サイバーセキュリティ対策本部長等を務める
藤井龍二[フジイリュウジ]
日本漫画家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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