出版社内容情報
地獄の沙汰も金次第。USE暗星庁の裁判長・ガレリアン=マーロンはなぜ史上最悪の悪徳裁判長に堕ちたのか? その謎が明らかに!
悪ノP(mothy)[アクノピーモッチー]
内容説明
クライマックスが近づいてきた大罪シリーズ第六弾。罪を犯した被告人の未来は、極悪裁判官の手に委ねられた―。さあ開廷の時間だ。
著者等紹介
悪ノP(mothy)[アクノP]
2008年2月に鏡音リン楽曲『10分の恋』でボカロPデビュー。2010年8月に処女作となる小説『悪ノ娘 黄のクロアテュール』を執筆。また、ノベルのほかにも楽曲制作、漫画原作の執筆などマルチな活躍を見せている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひー坊
16
悪ノシリーズで一番ハマった曲が『悪徳のジャッジメント』だったから正直一番楽しみにしてた本作。次はネメシス視点になるのかな?もう終わってしまうと思うと寂しい。出来れば『Maサバイバル』も“小説”にしてほしいなあ。2023/05/21
ジャック
11
悪ノシリーズで一番好きな楽曲!ようやっと小説化されてとても嬉しいです。初っ端からガレリアンの親に吃驚しました。まさかあの方だとは・・・。考えると確かにガレリアンは強欲で悪徳ですがその全ての原因は「あの人」の所為なのでなんだかなぁ・・・と切なくなりました。そして最後まで分からなかったMaとブルーノの秘密と、人形に入っていた魂の正体がとても気になります。次でそれが分かりますように・・・。2016/11/03
白雪ちょこ
8
人を狂わせるもの、それは愛情、金。 この二つだと私は思う。 そんな中の、金、そして溺愛する娘の両方を兼ね備えた、ガレリアンが主役。 人としての恐ろしさが、一番よく描かれていたと思う。 曲もそうだが、曲を全く知らなくても楽しめた。 ミッシェルはもちろん可愛いが、あまりにも溺愛しすぎているパパの姿も、少々気味悪さも運んでいたため、まさに悪に染まった男と感じた。
Yukipitasu
3
大学の図書館には円尾坂の仕立屋までしかなかったけど大学の近くの市町村の公共図書館になら全巻揃ってた。自宅のある市内には無かったので助かった。これで高額な中古を買わずに済んだ。 悪食娘コンチータといいこの人といい、大罪の器と深く関わる以前は社会的に大きな貢献をしてわりと順風満帆だったところが辛いな2022/11/11
ゆか
2
悪ノシリーズの独特な世界観にのみこまれていった。 どんどん結末に近づいていっているので楽しみ! 2017/05/27