医者の言うことは話半分でいい

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医者の言うことは話半分でいい

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569828435
  • NDC分類 490.14
  • Cコード C0077

出版社内容情報

医者にすべてを任せるのではなく、自分自身の考える充実した人生を送るために必要な医師とのコミュニケーションの取り方を伝授します。

【著者紹介】
東京医療センター臨床研修科医長

内容説明

医者の使命感が患者を不幸にしている!?なぜ医者と患者の会話は噛み合わないのか、医者の話で理解しておきたい六つの項目、「聞き分けのいい患者」になってはいけない!

目次

第1章 医者は患者に何をしてくれる?(医者の考える健康と患者の考えは一致しない;こんなとき、医者はイラッとしている ほか)
第2章 医者の言うことはすべて聞いたほうがいい?(なぜ医者と患者は話し合う必要があるのか?;インフォームド・コンセントとは何か ほか)
第3章 医者の言葉に隠された「不安」と「本音」(医者が患者から聞きたいのは「病歴」だけ;医者の不安vs.患者の不安―診断編 ほか)
第4章 あふれる情報に振りまわされない!(早期発見・早期治療には「落とし穴」がある;うさんくさい健康サービスの見分け方 ほか)
第5章 活き活きと生きて、イキイキと死のう!(健康じゃないのは、悪いこと?;不安を受け入れ、不安とともに生きる ほか)

著者等紹介

尾藤誠司[ビトウセイジ]
独立行政法人国立病院機構東京医療センター臨床研修科医長・臨床疫学研究室長。1965年、愛知県生まれ。1990年、岐阜大学医学部卒業後、国立長崎中央病院、国立東京第二病院(現・東京医療センター)、国立佐渡療養所に勤務。1995~1997年にUCLAに留学し、臨床疫学を学びながら医療と社会とのかかわりについての研究活動を行う。現在は総合内科医として東京医療センターでの実地診療とともに、研修医の教育、医師・看護師などの臨床研究の支援、また、国立病院機構における診療の質の向上をめざした事業などにかかわっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coldsurgeon

4
医療はとても不確かなものであるため、医者の患者への説明は妙に優しさを欠いた、免責のようなものになる。人の幸せが、ひとりひとり違うのに、標準的な治療を提案することは、時として人の人生を狂わせる。それだから、あふれる情報に振り回されず、医者のいうことは半分ぐらい聞くくらいで良いのかもしれない。2015/12/12

Twakiz

0
内容には賛同.医者も患者も読んでほしい.医者は病気を見つけ(異常を見つけて)正常化することを責務と考える,それはしばしば患者が求めていることと乖離する,とくに「原因のない体調不良」これは精神的な問題であったり機能的な症状であったりするがそれで詰め寄ってくる患者に疲れる. が,著者ご本人を知っているだけに繊細な悩みを笑い飛ばし,学生説明会でAKBを踊ってしまうような表現型の先生であり,自分とは相容れない・・.本人をイメージしつつ読んでしまうと,貴方がそれを言うのか,とやや違和感.なんだか愚痴のようになった.2015/12/07

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