バカなのにできるやつ、賢いのにできないやつ

千田 琢哉【著】

ＰＨＰ研究所（2015/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 187,／高さ 19cm
• 商品コード 9784569828275
• NDC分類 159
• Cコード C0030

出版社内容情報

行動するバカは考えるだけの秀才を上回る。失敗も中傷も気にする必要はない。「とりあえず、やってみる」ことの大切さを紹介する一冊。

【著者紹介】
文筆家

内容説明

考えるな！いますぐ動け！できるバカはとにかく動く。できない秀才は考えるだけで終わる。

目次

１　なぜ、行動するバカは考えるだけの秀才を上回るのか「行動力」（「もう少しよく考えてから動け！」は、新人にとって褒め言葉。；仕事が遅いことより、スタートが遅いことで嫌われる。　ほか）
２　行動するバカは失敗を恐れない「思考法」（サラリーマンが素晴らしいのは、大失敗しても所詮クビで済むことだ。；ＰＤＣＡサイクルを愚直に回し続けると、嘲笑っていた連中の顔が引きつる。　ほか）
３　出世するバカと優秀なのに出世できないやつ「仕事術」（出世するバカは、「はい！」のスピードが猛烈に速い。；出世するバカは、報・連・相の「連」をとりわけマメにする。　ほか）
４　バカを成功者にする行動習慣「習慣」（バカでも成功できるのではない。バカだからこそ成功できるのだ。；ねちっこいバカは、救いようがない。　ほか）
５　行動するバカの周りには賢者が集まる「人脈術」（リーダーとは、突破口を開く人のこと。；ゼロ秒で決断すると、臆病な秀才たちが集まってくる。　ほか）

著者等紹介

千田琢哉［センダタクヤ］
文筆家。愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。東北大学教育学部教育学科卒。日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。コンサルティング会社では多くの業種、業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kei]

この世の中はデータや賢さでは回っていないということを著実に知らしめてくれる。賢さや頭の良さは上に行くための条件の１つではあるが、それが全てではなく、コミュニケーションスキルや謙虚さ、どれだけ挑戦し、失敗し、そこから学んで来たのか等、もっと根本的な人間性を重要視している。自分は読んでいてどちらにも当てはまるなと感じることが多かったので、より良い方向に改善していきたい。

2016/06/14

[れお]

成功するには人より多く失敗する事。人より早く動いてみるなど、モチベーションが上がる考え方が沢山。コンビニで見かけて、図書館で購入してもらったが、悩んでる人に読んでもらいたい。

2016/02/29

[カニ]

「やらなくてもわかる」という口癖のつまらないオヤジだけにはならにようにしよう！「検討中」と言って逃げ回る敗北者だけにはならないようにしよう！

2016/06/23

[まゆまゆ]

考える秀才よりも行動するバカが評価されるのはなぜか。行動して失敗し、それを糧に成長するものである。とりあえず行動することを貫けば、いずれ行動する秀才になれる。口だけ秀才に人がついていかないのは明らか。失敗を怖れて挑戦しないのは仕事を間違えない唯一の方法だが、それでは将来が目に見えている。

2016/02/09

[BECCHI]

自分がなぜこんなに失敗するのだろうかと悩んでいたことが吹っ飛ばされた気持ちだ。自分から動いてみるということがどれだけ大事かを確認できた。そこには失敗はつきもので、運の貯金をしたと感じることが大事であると述べている。挑戦しているから、失敗するのである。逆に成功したら、運を使ってしまったと考えることは、この先に繋がる考え方であることを知った。失敗から学び、周囲の知恵を仰ぐことだ。そして、周囲の教えを素直に聞き入れることだ。この本は、今の自分にピッタリで、モチベーションがかなり上がった！

2015/12/20