出版社内容情報
日本と朝鮮半島の関係がうまくいかない理由は、古代史から見た方がよくわかる。古の歴史経緯の読み解きから意外な真相を推理する。
【著者紹介】
古代史研究家、歴史作家
内容説明
中大兄皇子が権力を握ったこと。それが諸悪の根源だった!古の歴史を読み解き、著者がたどり着いた驚きの真相とは?
目次
序章 日本人はどこからやってきたのか(人はなぜルーツを探るのか;時代とともに移り変わった推論 ほか)
第1章 縄文から弥生への移り変わりの真相(古代日本は文化レベルが低かった?;弥生時代の始まりが五百年も遡るという話 ほか)
第2章 神話と史実から見えてくる日朝関係の意外な姿(神話の中で朝鮮半島に舞い降りたスサノオ;騎馬民族が朝鮮半島南部から渡来して日本を征服した? ほか)
第3章 倭の五王と伽耶滅亡の真相(宋に官爵を求めた倭の五王;倭の五王のしたたかな外交観 ほか)
第4章 朝鮮半島諸国のロビー活動と蘇我氏の外交政策(百済は北部九州を奪おうとしていた?;百済は嘘をつく国と批判されていた ほか)
終章 日本人の正体(日本は「お人好し」だけが集まった国?;日本人の文化気質は他の東アジアとは異なる ほか)
著者等紹介
関裕二[セキユウジ]
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。文献史学・考古学・民俗学など、学問の枠にとらわれない広い視野から日本古代史、そして日本史全般にわたる研究・執筆活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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