出版社内容情報
ある日、地球の静止軌道上に約2万隻の奇妙な形の宇宙船団が飛来し、そのままピタリと静止した。
船団とコンタクトがとれないまま半年が経過した頃、アジアのとある村では、少女ジーハンが突如、上空から落下してきた奇妙な老人と出会う。
やがて世界各地でも、ジーハンが遭遇した老人と同じ格好の高齢浮浪者が多数目撃され始める。
その数なんと約ニ十数億人。いったい彼らの目的は何なのか?
中国SF小説「三体」の劉慈欣の短編小説「老神介護」を横山旬が鮮烈にコミカライズ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たけのこ
2
『三体』の劉慈欣先生原作のSFです。これで完結ですね。ある日突然宇宙船が多数あらわれ地球人の「始祖」と思われるおじいさんおばあさんたちを地球上にこれでもかと放出。人類は宇宙からのテクノロジー提供をあてにしてその始祖を介護をすることに……。この発想力に脱帽ですよ。2023/02/11
脱糞
1
表紙買い成功 いかにも短編原作だなと感じたが本屋でちらっと見かけたら分厚かったな まとまったジュヴナイル 中国でもこういうのがあるんだなあ 前に読んだ奴が歴史的なことから始まって数頁で挫折したから避けてたけどたまには中国SFも読んでみていいカモと感じた2023/03/04
おじ
1
キャラクターも生き生きしてたし、絵もしっかりしてたから全三巻か五巻くらいあってもよかった。突拍子もない終わり方だったが介護問題に明確な答えや解決策が現実にない以上、これしかなかったんだと思う。中国も物凄い少子高齢化が来るので、こういったSFが増えてくるかも。2023/02/10
URI(病気養生
0
三体の劉慈欣の初の本邦?コミカライズ。(元は短編の老神介護) 元に比べて読みやすく希望に溢れる感じがした2023/12/29