PHP新書<br> 自分を責めずにはいられない人

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PHP新書
自分を責めずにはいられない人

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569827100
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0211

出版社内容情報

自分を責めてしまう要因は、「無意識の罪悪感」「周囲の『自分はダメだ』と思い込ませる人」である。楽になる考え方を伝授。

【著者紹介】
精神科医

内容説明

仕事や家事、育児などで失敗をして、周囲に迷惑をかけていると思った時。なかなか恋愛の相手が見つからない時。長年連れ添った家族との関係にひびが入った時…。そういう時に、「自分はダメだ」と一時的に思ってしまうのは誰にでもあることだ。だが、そうした失敗や困難を後々まで引きずって、自分を責めずにはいられなくなると問題である。一方で、他人のせいで「自分が悪いのだ」と思い込んでいる人もいる。自分の罪悪感の深層が明らかになれば、もっと楽に生きられるはず。そのためのヒントを、精神科医が自らの体験を踏まえて語る。

目次

第1章 「自分を責めてしまう人」とは
第2章 「自分はダメだ」と思う三つの要因
第3章 罪悪感の由来
第4章 「自分はダメだ」と思ったときの対処法
第5章 罪悪感との向き合い方
第6章 自分自身と向き合って、楽になる

著者等紹介

片田珠美[カタダタマミ]
広島県生まれ。精神科医。京都大学非常勤講師。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。人間・環境学博士(京都大学)。フランス政府給費留学生としてパリ第8大学精神分析学部でラカン派の精神分析を学び、DEA(専門研究課程修了証書)取得。精神科医として臨床に携わり、その経験にもとづいて、犯罪心理や心の病の構造を分析。社会問題にも目を向け、社会の根底に潜む構造的な問題を精神分析的視点から分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ともとも

33
まるで、自分の姿を見られているかのようであって どこか、身につまされてしまいます。 ですが、良い意味でも悪い意味でも人の一言、行動がどれだけ、他人に 影響をこんだけ与えているのだなぁ~ そしてそれでも、自分と向き合って、卑屈にならずに生きていくって大切だなぁ~ などと思い知らされてしまいました。 原因や対処法を知ることで、納得させられながらも とても、救われたそんな1冊で良かったです。 2016/01/24

黒頭巾ちゃん

19
承認欲求が強い人ほどなるそうです。生い立ちからです。それは「罪悪感」を植え付けられるからです。答えようとし相手軸で行動してしまいます。~しなければならないと全て時分で完璧にこなすのではなく、少し緩める(救えない人もいるよね等)ことや助けを求めたりすることが必要です。また、自分を責めるような因果を作らないことも大事です。ただ、他責は印象がよくないので止めるように勧めています。因みにフロイト心理学の分野の内容でした。2016/06/24

ともさち

17
たまたま本屋で手に取る。自分を責める人は、比較、理想、期待圧力のいずれかが作用している。自分を責める人は、何かしらの罪悪感を感じている。その罪悪感に蓋をすることなく、向き合い自分の一部として受け入れること、あわせて、本当に罪悪感を感じるような責任がある自分にあるのか客観的に見極めることが大切。自分にも、完璧にできないことを責め続ける癖がある気がするなー。でも、そもそもその完璧ってなんなのさ、と。頭の中のモヤモヤや思い込みを表出させることがポイントのよう。2017/01/04

活字スキー

16
他人の気持ちや場の空気を読む事が苦手……どころか、自分で自分の感情すら計りかねる事が多い欠陥人間なもので、時々こういう精神分析とかストレスマネジメント系の本を読んで自分を振り返ってみるのが習慣になっている。内容的には、いくつか読んだ岡田尊司先生の論と似たようなもので新味はそれほどでもなかったが、「道徳的マゾヒズム」という概念は少し気になった。反省し、経験を活かす事は大切だが、自虐スパイラルに嵌まったり、言い訳や責任転嫁で逃避しようとしても事態は好転しない。2016/03/24

bros

9
前作の『他人を攻撃せずには~』よりも、自分はこちらタイプの傾向に近いかも(-o-;)。自分をゆるすところからね…。2016/01/17

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