マッドファーザー

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  • サイズ B6判/ページ数 291p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569816319
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

”それは愚かな家族の物語”――人気フリーホラーゲーム「マッドファーザー」が満を持して小説化!

内容説明

禁忌の研究に打ち込む父、夫を止められずに逝った母、そして、二人の血を受け継ぐ娘・アヤ―それは“愚かな家族の物語”。

著者等紹介

せん[セン]
ゲームクリエイター。漫画家、イラストレーター。ホラーゲーム「操」「マッドファーザー」を制作し、WEBで公開したところ、攻妙に仕掛けられた謎解き、ストーリーの奥深さなどから大きな話題となる

叢原あきふみ[ムラハラアキフミ]
新人作家。アミューズメントメディア総合学院ノベルス学科卒業生。企業でライターとして勤務し、ライトノベルやソーシャルゲームのシナリオ、ドラマCDなどを手掛けた後、現在はフリーのライターとして活動中。個人名義での出版は『マッドファーザー』が初めて(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

日奈月 侑子

5
ゲームの雰囲気や大筋を壊さず、オリジナル要素を入れてくれていた感じでかなり楽しめました。個人的に入れてほしかった父のヒャッハーシーンを挿絵で入れてくれていたのもかなり嬉しいです。 そしてイネスの心情も解りやすく、ゲームをやった時以上に親しみが持てたというか…やはりイネス可愛いです。スノーボールも途中で部屋に戻らず、色んな場面で出てきて癒してくれたり…満足です。 油断してカバー捲った際、カバー裏のイラストに一瞬吃驚しましたが。 各々理由があり、家族を大切に思っていたにも関わらず歪んだ結末になったのが切ない。2014/12/11

pinkroses

1
ゲームは未プレイのため、物語としての感想です。 この手の本に良くある登場人物の混乱がなく、個々のキャラクターの立ち位置がはっきりしていた。 ただ、主要人物である父についてはもう少し過去やアヤの母、アヤに対する想いが描かれていれば良かったなあという印象 最後までオーガは結局何だったのかイマイチ分からず・・・ なかなか想像しがたい部分もあったのでやはりゲームプレイ後読むのが良いのかも2015/06/04

1
フリーホラーゲーム書籍化。大筋と少しの補足といったところ。アヤは今日も父の研究室から聞こえてくる悲鳴に耳を塞ぎ、目を閉じる。母は病気で亡くなった。助手の女は父と通じてる。それでもアヤは父が大好きだった。母の命日、事件が起きるまでは。突如怪物の蔓延る館と化した家を、父を探し彷徨うアヤ。その過程で、アヤはようやく父の研究、真実を目の当たりにする。そしてこの怪異を起こしたのは、父に深い恨みを持つとある女。その姿を見たアヤは、お母さんと叫んで手を伸ばした。アヤが選んだ結末。巻き込まれた人々。歪んだ愚かな家族の話。2015/02/16

鬼舞

1
ゲームプレイ時には「何だこいつ」と思っていたイネスよ・・・すまぬ。ぐちゃぐちゃの死人や、得体の知れない恐怖が襲ってくる中に点々と存在する家族の幸せな姿に涙腺が緩みました。2015/01/19

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0
友人から借りた本。フリーホラゲーの小説版とのこと。 純粋さの中に狂気をはらむアヤ、素敵。 関係ないけれど、お父さんが知人に似ていて心苦しかった。2016/11/02

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