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出版社内容情報
113番目の元素の合成に成功した理化学研究所の主任研究員が、快挙の顛末と、宇宙創成以来の元素誕生史をドラマチックに語る。
【著者紹介】
東京大学教授、理化学研究所主任研究員
内容説明
113番目の元素の合成に成功、原子核を特に安定にする「魔法数」を新たに発見するなど、世界最高の加速器を擁する理化学研究所は画期的な成果を挙げてきた。本書は理研の主任研究員である著者が、元素の誕生と合成のプロセスをわかりやすく解説する。天然の元素ができる3つのタイミング、同じ元素における複数の原子を掲載した核図表…。微小な元素の壮大なドラマ。
目次
第1章 そもそも元素とは
第2章 元素はいかにして生まれたか
第3章 核図表と原子核研究
第4章 実験室で元素をつくる
第5章 日本の加速器研究の歴史
第6章 RIビームファクトリーとこれからの原子核物理学
著者等紹介
櫻井博儀[サクライヒロヨシ]
東京大学大学院理学系研究科教授、兼、理化学研究所仁科加速器研究センター主任研究員。1963年京都府生まれ。1987年東京大学理学部卒業、1993年に同大学で博士号を取得後、同大学の助手となり、不安定核の構造と反応の研究に従事。1995年に理研研究員、2000年に東京大学助教授に就任。その後、理研の主任研究員としてRIビームファクトリーでの実験計画を担当。2011年に東京大学教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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