出版社内容情報
人気スタイリスト・伊藤まさこさんが、厳選して集めた台所道具とそれを使ってつくるおいしい一皿を紹介。素敵な5人のゲストも訪ねます。
【著者紹介】
スタイリスト
内容説明
フライパンは持っていないのに、さくらんぼの種抜きはある。道具選びは、これでいいのだ。おいしいレシピと5人のゲストのおはなしも。
目次
さくらんぼの種抜き→チェリージャム―使いまわしは利かないけれど
打ち出しの鍋→おいなりさん―使ってみないと分からない
野田琺瑯の容器→きゅうりの塩漬け―夏の顔
野菜の水切り→クレソンのサラダ―パリッ、の理由
砥石→ミネストローネ―自分で研いでみようじゃないの
瓶―果実酢―梅酢の仕込みはあの瓶で
糸井重里さん―土鍋で→杏ジャム
マトファーの木べら→玉ねぎ炒め―木べらを使い分ける
マッシャー→マッシュポテト―ちょっと忘れがちな道具
イケアのグリルパン→パンや野菜―においの問題〔ほか〕
著者等紹介
伊藤まさこ[イトウマサコ]
1970年、神奈川県横浜市生まれ。文化服装学院でデザインと服作りを学ぶ。料理など暮らしまわりのスタイリストとして女性誌や料理本で活躍。なにげない日常に楽しみを見つけ出すセンスと、地に足のついたていねいな暮らしぶりが人気を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
27
「おいでおいでと手招きをしている台所道具」こだわりの質のよい道具を使うといつもと違う料理にチャレンジしたくなりそう。さくらんぼの種抜きなる道具があるなんて知らなかった。それにマッシュルームぶらしも(しかも使いづらい!!でも憎めない可愛い子)。マッシャーでじゃがいものムーミンのにょろにょろは体験してみたい(笑)マッシュポテト大好き。あと野菜の水切りは大切かも。パリパリの幸せのために買おう!ここでも高橋良枝さん出てきて嬉しい。料理の紹介ももちろんどれも美味しそう。食器棚がウォーキングクロゼット!さすが伊藤さん2017/10/15
ケロコ
23
【図書館】少ないもので豊かに暮らす作戦を開始した私にはいただけない内容でした。伊藤さんお道具持ちすぎです!我が家に有ったアイテムはたったの2つです。ホットサンドメーカーとわらの鍋敷。欲しいものはシリシリ器かなぁ。伊藤さんの丁寧に作って食べるという暮らしぶりにはとても憧れるけど、私には到底無理ですわ。働きながら楽する家事とはかけ離れていると感じました。私は私にできるやり方を少しずつ模索してみます。2017/03/08
はるき
21
台所道具と、それを使って作る美味しい料理を紹介する。親しい友人を訪ねながら。良い意味で意表を突いた新しい切り口でした。楽しかった。2021/02/24
アコ
20
愛用の台所道具+それを使用した料理の紹介、という形式でお友だちの愛用品とのコラボ含め36点を掲載。道具選びのセンスはもちろんのこと、それを使って作る料理も素朴でかわいらしい。器選びや盛り付けもよい。圧力鍋未経験だったというエピソードを読んでいると同じく未経験のわたしも欲しくなってしまう。専用内釜のカムカム鍋もね。合羽橋で木べらを5本買いなどというエピソードも。ティモ・サルパネヴァの鋳鉄製キャセロール(仏語で鍋)のフォルムの美しさに唸った。いつかおいでね、わが家に。って似合う台所にせねば。2015/01/13
はるき
16
この人の本職はスタイリストで、無類の買い物好き。なので、台所道具を選ぶ第一条件は合理性より美しい佇まい。そう考えたら色んな事が腑に落ちました。ちょっとニヤニヤしてしまう(笑)2021/06/02