出版社内容情報
信長にまつわる数々の謎を黒鉄マンガで読み解く。いまだ知りえなかった新しい大胆な解釈を加えてマンガで描き下ろす。
【著者紹介】
漫画家
内容説明
信長&武将たちの“通説”に斬り込む!はたしてその真相は。
目次
へし切長谷部
信長と蛇石
光秀の首
怒る元親
さらに怒る元親
さらにさらに怒る元親
上田宗箇
山中鹿介
左近の正体
傾く慶次郎
独眼流政宗
山本勘介(一)山本勘介(二)
家康 or NO
続・家康 or NO
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キジネコ
27
島左近、元親、前田慶次郎、独眼竜政宗、勘助、山中鹿助に上田宗箇・・ 信長然り家康然り・・ 私が学んだ歴史は些細な欠片に過ぎないことを改めて教えられます。史実を集めて作るジグソーパズル、嚙合わぬチップの不気味な楽しさを黒鉄ヒロシは「どうよ?変でしょ」と開陳。死した信長を聴者に座らせ ある時は悪魔、ある時は権力中枢を遊泳する茶坊主、ハタマタ戦場を往来する足軽雑兵として歴史のTポイントに顔を出し素朴な質疑応答を魔王信長と交わす黒鉄さん、炙り出す仮説が史実の信憑を危うく致します。いと複雑怪奇、癖になるきにねや。2016/01/30
尿酸値高杉晋作
4
天地人とも読了。 歴史の楽しみは事実と事実の隙間をいかに説得力を持って埋めるかだと思っている。 この作品は読者に押し付ける事なく、強烈な画力で様々な説を提案してくれる。 少し齧っただけのレベルだと辛い箇所もあると思うが、これまでの歴史小説、ドラマに飽きた諸兄にお薦め。 2014/10/21
steve
1
信長を取り巻く人物のアンソロジー。変わったマンガだった。2013/10/26
とよちゃん
1
信長にまつわる色々な諸説を楽しめるシリーズです。今回はだいぶん周辺に行きましたね。長宗我部元親や上田宗箇などの話も興味深かったですが、信忠と光秀がお互いを牽制しあった結果が本能寺の変になったという「信長と蛇石」は空想の世界ですが、「山田君座布団3枚」ってところです。2012/12/09
gq550_tomy
1
信長を狂言回しに、信長に関連した人物や事件などを、作者の独特な視点で掘り下げていく一冊です。自由闊達な作者の筆に、本能寺の変の真相(?)や安土城から消えた蛇石の謎などが、軽やかに解きほぐされていく様は、なかなか爽快です。後半は山本勘介や山中鹿介など、歴史上のビックネームながら謎が多い人物らを紹介していきます。歴史ファンにはたまらない一冊です。2012/10/28
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