出版社内容情報
お江戸の町に、かわいい大型犬を連れたニューヒロイン誕生!▼日本橋本石町の米問屋「千石屋」の一人娘お奈津は17歳。武州一帯の米を扱う大店で、将来は婿をもらい跡取りになる身だ。しかし好奇心と行動力にあふれ、かどわかし事件を探って危険な目にあったりと周囲をハラハラさせる。▼そんなお奈津の頼もしい相棒が、愛犬の綺羅々(きらら)。大陸から来た大型犬と狼の混血という変わった血統の綺羅々だが、お奈津とは以心伝心。かしこくて力持ちの綺羅々は、ときに悪漢をこらしめ、あるときはお奈津の心をなぐさめたりと大活躍だ。▼よき理解者である唐物屋の藤五郎、旗本の子息・有馬龍之助など、脇役のキャラクターも印象的。長く脚本家としてアニメ『タッチ』などの番組を手がけ、映像の世界で磨かれた著者の描写力、ストーリー展開の巧みさは、時代小説初挑戦とは思えない。連作4篇で構成されたニュースタイルの「青春」時代小説。装画:杉井ギサブロー
【著者紹介】
脚本家、作家
内容説明
日本橋本石町の米問屋「千石屋」の一人娘お奈津は17歳。江戸の町には珍しい大型犬「綺羅々(きらら)」を飼っている。将来は家業を継ぐべき跡取り娘だが、好奇心旺盛で元気いっぱい。かしこくて頼もしい愛犬・綺羅々と、重大事件に遭遇したり、淡い恋に揺れたり…。ニュースタイルの「青春」時代小説。
著者等紹介
五十嵐ひろみ[イガラシヒロミ]
埼玉生まれ。東洋英和女学院短大英文科卒業後、『まんが世界昔ばなし』で脚本家デビュー。『まんがはじめて物語』などの脚本を担当した後、水城ゆう(みずきゆう)のペンネームで『タッチ』などアニメーション、連続ドラマ、2時間ドラマなどを執筆。現在は山中湖畔でドッグカフェ「無憂樹」を経営。日本脚本家連盟会員・日本放送作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
みぬむし
小豆 スパンク
arisaka
CUBI