PHP新書<br> プロ野球 強すぎるチーム 弱すぎるチーム

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プロ野球 強すぎるチーム 弱すぎるチーム

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  • サイズ 新書判/ページ数 247p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569801780
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

出版社内容情報

一リーグ時代の巨人、最大の勝因は守備力。現代の横浜、深刻な敗因は1、2番。緻密なデータ分析が示す、プロ野球ファンの新常識!

【著者紹介】
スポーツアナリスト

内容説明

藤本定義監督が率いた戦前・戦中の巨人(優勝7回)が最も秀でていたのは守備力。通算勝率ではV9巨人を上回る水原巨人の勝因は「地下室の研究会」。感動の広島初優勝、古葉監督が「MVP級の活躍」と評したのは左腕・渡辺弘基だった…。黄金時代を迎えたチームの真の勝因を緻密に分析・解説する一方、稀に見る苦境に陥ったチームの敗因も考察する。1961年の近鉄はなぜ103敗もしたのか?阪神が八七年からの15年間で10度最下位に沈んだのは、八五年に優勝したから!?プロ野球の勝敗の本質に迫る。

目次

第1部 強すぎるチーム(藤本巨人;水原巨人と三原西鉄;V9巨人;鶴岡南海;広島の初優勝;上田阪急;森西武;野村ヤクルト;21世紀の優勝チーム)
第2部 弱すぎるチーム(横浜ベイスターズ;高橋(トンボ)ユニオンズ
近鉄の103敗
阪神タイガース)

著者等紹介

小野俊哉[オノトシヤ]
1961年岡山県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、味の素、住友金属工業の技術職、営業職を経て、2003年にスポーツ・アクセス社を設立。また、共同通信社に非常勤で勤務。スポーツの記録と選手の活躍を分析評論し、日刊スポーツをはじめ各メディア及びメジャー球団に情報提供を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

226
野球をただ観てるだけでは分からないデータ分析を強いチーム、弱いチームをそれぞれ見ていって行く一冊。強いチームは一二番の出塁率が高い事、3点差の試合で負けない事が要件のようだ。しかし弱いチームで代表的な近鉄バファローの顛末が事実を書いてるだけだけど面白かった。相手チームのエースが出たら看板打者が風邪をこじらせたとかいって欠席するとことか笑2019/08/03

おいしゃん

30
着眼点は面白く、データ分析も優れているのだが、いかんせん取り上げる話が巨人V9時代や南海鶴岡監督など、ことごとく古く、読者を選ぶ本かもしれない。2022/04/11

thee birdmen

29
全体としてはよくここまでデータを集めて分析したなぁ、という仕上がりになっている。データに基づいて紐解いていくと、案外記憶している印象とその実態が異なるというのがよくわかった。全編通しては少ないページ数ではあるものの、むしろ弱すぎるチームの分析の方が魅力的に伝わってきたかな。結局は監督や選手だけでなく、将来のビジョンを描くスカウトや球団フロントまでが同じ方向を向いて真剣であることが大事なんだよね。今の野球はIDでなくITを活用してたりもするし、またその辺の分析も含めたものが読んでみたいと思った。2019/05/19

よこしま

24
そろそろ開幕も近いですね。とは言っても、テレビはあまり観ないでしょうが(苦笑)◆強すぎたチームと弱すぎたチーム。自分が一番先に目を向けるのは、地元ベイスターズ。TBSに売却されてからは本当に暗黒時代。試合では、まず先発が前半までに大量失点。勝てというのが無理です。元凶はフロント。“栄養費”と揶揄された一場問題でオーナーが辞任しても懲りず、替りに那須野に契約金5億円。通算13勝で退きましたから1勝で3千8百万円。◆創世記の巨人はプロ野球を繁栄させるため、スカウトに力を入れたそうです。少しは見習ってよ^^;2015/03/12

showgunn

12
「プロ野球解説者の嘘」よりもだいぶ面白かった。 前書きに「知的な宝探しをしていると思えばいいのです」とはっきり書かれており、楽しみ方が示されているので安心して読める。 膨大なデータに基いて書かれているけど、弱かった時代の巨人の話や山本浩二の壮絶なエピソードなど、この本で初めて知ることも多く読み応えがあった。 野村克也が稲葉をドラフトで指名したいきさつについて、ヤクルトのスカウトの人の本とだいぶ食い違うことが書いてあるけど、似たような本を何冊も読んでるとそういうことに気付く楽しさもある。2016/08/16

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