内容説明
常に笑顔を絶やさず、裏方で働く人たちに心を砕く。言葉遣いに細心の注意を払い、誰にでも礼を尽くす。出逢いを大切にし、理由を聞かずに資金を融資する。常人には真似のできないような生き方を貫いてきた「掃除の神様」の素顔から哲学までを網羅した書。
目次
第1章 知られざる素顔
第2章 気遣いの達人
第3章 ぶれない生き方
第4章 掃除道の真髄
第5章 奇跡の出会い
第6章 鍵山哲学の実践者たち
著者等紹介
亀井民治[カメイタミハル]
昭和21年、鹿児島県生まれ。昭和45年、東京電機大学(二部)機械工学科卒業。高周波熱錬を経て、昭和50年に環境整備機器の製造販売を行うエッチアンドケイを設立、社長に就任。平成14年、ローヤルを改組設立。平成15年、ローヤルをシステムジャパンに社名変更し社長に就任。経営コンサルティング、講演活動に従事。アイウィル「経営者能力養成コース」総合指導顧問、「統率力養成コース」専任講師。薩摩大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岩下
0
☆☆2012/02/02
山下 賀久
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昨年から読んでいた本。掃除の神様と言われている鍵山社長の行動、考え方が書いてあります。凡事徹底、言うのは簡単ですが、実行するのはとても難しい。だからこそ鍵山社長のすごさが伝わってきます。思いを持って会社を経営していかなければならないと感じました。私も1000分の1でも実行しなければと思いました。2012/01/03
kanno akira
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株式会社イエローハットの創業者(日本を美しくする会相談役)鍵山秀三郎さんに関する48のエピソードを綴られています。印象に残ったのは掃除に関するお話です。イエローハットが目黒区にあったころ、目黒川に大量のゴミが散乱していました。鍵山さんはこの川の掃除を始めたそうです。理由は地球の生態系を破壊してはならないから。もちろん川の掃除はイエローハットの仕事ではありません。見て見ぬふりをすることもできたはずです。次世代のために公共の川ん綺麗にする取り組みは素晴らしいと思いました。2024/01/03