出版社内容情報
「おひざにおいで」シリーズ、第2弾！ ひげせんせいは、人形のおいしゃさん。ところが、ひげせんせいが風邪をひいてしまい……!?
内容説明
ひげせんせいは、にんぎょうのおいしゃさん。けがやびょうきのにんぎょうたちによばれると、ちいさなバッグをもってかけつけます。
著者等紹介
ブラウン，マーガレット・ワイズ［ブラウン，マーガレットワイズ］ ［Ｂｒｏｗｎ，Ｍａｒｇａｒｅｔ Ｗｉｓｅ］
１９１０‐１９５２。アメリカ、ニューヨーク州に生まれる。ホリンズ大学を卒業後、ウィリアム・Ｒ・スコット社の初代編集長に就任。クレメント・ハードなどの数多くの絵本作家を見出し、また自らも作家として１００冊以上の作品を残した。ゴールデン・マクドナルドというペンネームでも作品を残している
ミラー，Ｊ．Ｐ．［ミラー，Ｊ．Ｐ．］ ［Ｍｉｌｌｅｒ，Ｊ．Ｐ．］
１９１３‐２００４。アメリカ、ニューヨーク州に生まれる。グランド・セントラル芸術学校で学んだ後、１９３４年から８年間、ディズニー・スタジオに勤め「ピノキオ」や「ダンボ」などのキャラクターを手がけた。その後、絵本作家となり、ほとんどの作品を「Ｌｉｔｔｌｅ Ｇｏｌｄｅｎ Ｂｏｏｋｓ」シリーズで発表した
こみやゆう［コミヤユウ］
１９７４‐。東京都に生まれる。大学卒業後、児童書版元に入社。その後、留学し、再び版元勤務を経て、現在に至る。２００４年より、東京・阿佐ケ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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陽子
22
おもちゃのお人形をなおす、ひげせんせい。修理ではなく、治療。足が折れたり、発熱、転んで鼻血が出たり。人形でありながら人間や動物のよう。ていねいに優しく治療してくれるひげせんせい。先生が病気になった時には、それまでお世話になった人形たちが一生懸命にお世話をする。その様子は微笑ましくほんのり温かな気持ちになる。この絵本を幼い子供たちは「ごっこ遊び」の感覚で自然な気持ちで受け入れるだろうな、と思った。2020/04/20
たまきら
22
とにかく絵がかわいい！やさしいおじいちゃん先生と、登場する様々なお人形さんに笑っているうちに読み終わっちゃいました。2017/11/20
マツユキ
10
絵が可愛くて、借りてきました。持ち主は登場しないのか。お医者さん、大忙しですね。本当に病気かどうかはともかく、思いやりの気持ちが大事。自然に、返したくなる。素敵なお医者さんでした。2019/03/28
いっちゃん
10
人形のお医者さんって、ほつれた所を縫ったりするのかと思ったら、かぜとか、はしかとかを治す本物のお医者さん。人形からの信頼も厚く、ほのぼの系のかわいらしい絵本だった。2017/11/23
遠い日
9
マーガレット・ワイズ・ブラウンらしい愛に満ちたやさしいお話。人形のお医者さんは、何をおいても人形たちに全幅の信頼を置かれる存在。どんな病気も怪我も、不具合もやさしい手当とことばで安心をもたらし、回復を促す。だから、先生が倒れた時にも、自分たちがしてもらったことを先生に全部お返ししたんだよね。2019/01/28
