出版社内容情報
子育てに迷う親にけじめのある育児法を提案。
「やさしすぎる」「厳しすぎる」子育てから卒業し、自制心のある子を育て、親が心に余裕を持って子どもに向き合えるよう応援する本。
子どもはなるべく叱らずに、自由にのびのびと、個性を発揮させるのがよいのか。それとも、ダメなものはダメと厳しくしつけるべきなのか。多くのお母さん・お父さんが、わが子のわがままで聞き分けがない振る舞いに接したとき、しつけにためらいを感じてしまいます。
▼この本は、12年間にわたって「ニュー・マザリングシステム(NMS)」という子育てアドバイス講座を続けている著者が、若いお母さん・お父さんに向けて、しつけの迷いを一掃し、自信を持って子育てに臨めるように応援する本です。
▼豊かな社会の中で「与えられすぎて」育つ環境は、忍耐力に欠け、やる気と意欲に乏しい多数の子どもたちを生んでいます。
▼日本人に特有な「甘やかし」の気質、誤った「母性」の信仰、「がまんする力」の軽視……こうした育児の「落とし穴」にはまらず、子どものやる気と自立心をはぐくみ、生きる力を身につけさせる具体的方法をアドバイスします。
●序章 子どもの「生きる力」を育てるために
●第1章 甘やかしのタネはゼロ歳児子育てにあり
●第2章 しつけの迷いを吹き飛ばす
●第3章 幼児に必要なしつけとは
内容説明
与えすぎが子どもをダメにする!モノにせよ、教育にせよ、愛情にせよ、子どもに与えすぎてはいけないということです。これは現在の豊な社会においてとりわけ大切な子育ての心構えです。確かに、子どものときから「与えられて」才能を伸ばした成功者がいることは事実ですが、彼らは同時に、幼少時代に「ガマンすること」と「努力すること」を身につけていました。「与えすぎ」はガマンする力を奪います。肥料を与えすぎた植物が根腐れを起こすように、「与えすぎ」は「与えなさすぎ」と同じほど危険なのです。
目次
序章 子どもの「生きる力」を育てるために(子育ての目的はどこに;与えすぎが子どもをダメにする)
第1章 甘やかしのタネはゼロ歳児育てにあり(ゼロ歳児こそしつけの出発点!;「駄々っ子」の原因は赤ちゃん時代に ほか)
第2章 しつけの迷いを吹き飛ばす(子育ての「落とし穴」;自分の身は自分で守れ ほか)
第3章 幼児に必要なしつけとは(日本人は子どもに弱い;三歳までにしつけを ほか)
著者等紹介
田中喜美子[タナカキミコ]
東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。翻訳者を経て、1976年より主婦の投稿誌『わいふ』(現『Wife』)にかかわり、編集長を30年務める。現在は『ファム・ポリティク』編集長。日本の子育ての現状に危機感を持ち、1997年、乳幼児を持つ母親向けの通信講座「ニュー・マザリングシステム(NMS)」を開発。NMS研究会メンバーによるマン・ツー・マンの丁寧な指導は、多くの母親の支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
SNOOPY
あお☆
Mikko
rie