出版社内容情報
日本で一番わかりやすい「がんの教科書」。
がんの基本知識、日本のがん医療の問題点、主治医との話し方――大病院では教えてくれない大事なことがわかる「がんの教科書」。
がんは、とても身近な病気です。日本人の2人に1人はがんにかかり、3人に1人はがんで亡くなっています。しかも、年々増えていて、死亡者数は、この半世紀で4倍に増えています。にもかかわらず、家族や自分ががんになっても、みんな、どうしていいか分かりません。
▼「3分診療」に違和感を感じながら、担当医の言うがままに手術したけれども、再発や転移を繰り返し、抗がん剤の副作用に苦しみ、やがては、それも効かなくなって、担当医に「もう治療法はありません」と見放された末に、「がん難民」になってしまう。そんながん難民は、100万人を超えるとも言われています。
▼我々はもっとがんの知識を身につけ、三大療法以外にも選択肢があることを知り、病院や医師をどう選ぶか、担当医とどう話すか、そして検査・治療のことも知った上でベストな方法で治療すべきでしょう。本書はその参考とするため、本音で綴ったがんの教科書です。
●はじめに
●第1章 がん細胞は、誰の体の中にもある
●第2章 わが国のがん医療の「非常識」
●第3章 よい病院とよい医師の見分け方
●第4章 がんと診断されたとき ――担当医との話し方
●第5章 これだけは知っておきたい がんの種類とタイプ、進行度
●第6章 検査と画像診断は、がん治療の基本
●第7章 がんの三大療法(1)外科的治療 ――手術は早期のがんを治す
●第8章 がんの三大療法(2)化学療法 ――抗がん剤などでがんを殺す
●第9章 がんの三大療法(3)放射線療法 ――がん治療の最前線に躍り出た
●第10章 いま注目の最先端がん医療
●第11章 補完・代替医療はがんに効く
●第12章 がん予防法を治療に応用する
●がんの主な情報源
内容説明
がん治療は情報の闘いです。病院では教えてくれない大事なこと。
目次
がん細胞は、誰の体の中にもある
わが国のがん医療の「非常識」
よい病院とよい医師の見分け方
がんと診断されたとき―担当医との話し方
これだけは知っておきたいがんの種類とタイプ、進行度
検査と画像診断は、がん治療の基本
がんの三大療法(1)外科的治療―手術は早期のがんを治す
がんの三大療法(2)化学療法―抗がん剤などでがんを殺す
がんの三大療法(3)放射線療法―がん治療の最前線に躍り出た
いま注目の最先端がん医療
補完・代替医療はがんに効く
がん予防法を治療に応用する
著者等紹介
水上治[ミズカミオサム]
1948年、北海道函館市出身。弘前大学医学部卒業後、北品川総合病院内科勤務。東京医科歯科大学附属難治疾患研究所で医学博士。米国留学し、ロマリンダ大学大学院で公衆衛生学博士。東京衛生病院健康増進部長を経て、現在、健康増進クリニック院長。医学生時代から、自己治癒力が疾病克服の鍵と考え、西洋医学を根本にしながら、エビデンスの高い、体にやさしい治療法を臨床現場で施行し続けている。北品川総合病院勤務時代、進行がんの患者さんに高濃度ビタミンC点滴療法を実施したパイオニアの一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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