内容説明
与信管理の立上げ方や管理事務のあり方などについて、他社は肝心なことは教えてくれない。与信管理担当者などの悩みに答えるために、与信管理の基礎知識と実務をわかりやすく解説。改訂新版は決算書の読み方などを全面書換え。
目次
1 与信管理はなぜ必要か(与信管理というのはどういうこと?;eビジネスの与信管理のポイントは ほか)
2 取引先の信用調査をどう進めるか(信用調査というのはどういうこと;信用調査で調査する方法は ほか)
3 調査報告書(信用調書)の見方・読み方(調査報告書(信用調書)でわかることは
主要調査会社の「評点・格付」の意味・基準は ほか)
4 与信限度額の決め方・管理の仕方(与信限度というのはどういうこと;与信限度の設定方法というのはどういうこと ほか)
5 危ない会社の見分け方(危ない会社を見分けるポイントは;健全から要注意に変わるときの見極め方は ほか)
著者等紹介
井端和男[イバタカズオ]
1957年一橋大学経済学部卒業。同年4月日綿実業株式会社(現ニチメン株式会社)に入社。条鋼鋼管部長、国内審査部長、高愛株式会社常務取締役などを歴任。1991年公認会計士・コンサルタント事務所を開設。公認会計士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユータス
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おすすめ度☆☆☆☆★。この本の対象となる与信は一般事業会社の売掛で、金融機関の融資ではない。それでも、どういった情報をみて審査をすればいいのか、限度額設定はどうすればいいのかについて、実務で使われているアプローチがたくさん紹介されていて参考になった。案件をもってくる営業の大切さ、取引先にとっての依存度など、勉強になる話と多かった。薄い本ではあるが、与信における心構えや注意点、そしてベストプラクティスが豊富に書かれており、これから与信を始めようという人や組織におすすめ。2022/10/19
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