出版社内容情報
マキャべりの名著『君主論』が教える教訓とは。
マキャべリの世界的名著『君主論』のエッセンスを52の教訓として紹介。世界の偉人たちが手本としてきたリーダー論をコンパクトに学ぶ。
フリードリヒ大王、ルイ14世、ナポレオン、ビスマルクらが愛読した、世界で最も有用でかつ悪名高い本。それがマキャベリの『君主論』である。現代でもこの本に啓発されたリーダーは数多い。悪名高いというのは、その内容の非情さゆえだが、逆にそれがこの本の最大の魅力でもある。
▼本書はこの『君主論』の内容を52の教訓としてまとめ、特に現代のリーダーが役立てられるよう最新の政治やビジネスの事例を織り込みながら解説した本である。「非道も方便」「自分の身は自分で守れ」「『いい人』をやめよう」「愛されるより恐れられるほうがいい」「予想のつかないボスであれ」……苛酷な現実に直面している現代人であればこそ、本書の教えはますます輝きを増して映るであろう。
▼500年近くも前に発表されながら、いまだにマキャべりが色あせないのは、何といっても実用的だからである。周囲と熾烈な競争を演じているリーダーの必読書である。
●はじめに
●1.非道も方便
●2.現実的であれ
●3.使え、さもなくば失う
●4.後継者はだれか
●5.手なずけるか抹殺するか
●6.現場へ出よう
●7.弱者を助けよ
●8.望みは高く
●9.自分のやり方に従わせる
●10.時は来たる
●11.泥棒は追い出せ
●12.無言実行
●13.自分の身は自分で守れ
●14.大きなカウボーイハットを買え
●15.汚い仕事
●16.中間管理職を見極める
●17.過ちは二度と繰り返すな
●18.大衆の力
●19.優先順位を守る
●20.責任の所在
●21.権威あるものは強い
●22.うまくやりたければ自分でやれ
●23.リードするのはリーダーだ
●24.パートナーは危険をもたらす
●25.最悪の事態に備える
●26.強くなれ
●27.仕事と切り離すべきこと
●28.「いい人」をやめよう
●29.ケチであれ
●30.愛されるより恐れられる方がいい
●31.優しさは過大評価されている
●32.獣に学ぶ
●33.効果的な「嘘」
●34.嘘つき上手になる
●35.見た目が大事
●36.天の声
●37.情報をコントロールする
●38.人々との接点
●39.力を合わせて力を得る
●40.敵の敵
●41.予想のつかないボスであれ
●42.リスクと向き合う
●43.チームを盛り上げよう
●44.あなたが主役
●45.自分に克つ
●46.イエスかノーか
●47.まちがいを改めるとき
●48.成功は失敗につながりやすい
●49.“未知”に取り組む
●50.こだわりを捨てる
●51.本音を明かそう
●52.あなたが変える
内容説明
本書の目的は、マキャベリの洞察を現代のビジネスと政治の事例を通じてよみがえらせ、その時代を超えた本質を明らかにすることにある。世界で最も有用でかつ悪名高い本のひとつである『君主論』を面白く読み解くために、ぜひ活用してもらいたい。
目次
非道も方便
現実的であれ
使え、さもなくば失う
後継者はだれか
手なずけるか抹殺するか
現場へ出よう
弱者を助けよ
望みは高く
自分のやり方に従わせる
時は来たる〔ほか〕
著者等紹介
フィリップス,ティム[フィリップス,ティム][Phillips,Tim]
ビジネス、テクノロジー、社会変動と革新を得意なテーマとする英国のフリージャーナリスト
佐藤桂[サトウケイ]
上智大学文学部英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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