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京都魔界地図

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784569773308
  • NDC分類 291.62
  • Cコード C0026

出版社内容情報

知らなかった、京にうごめく因縁・怨念。

長きにわたり権力闘争の舞台となった京のまち。敗者たちの怨霊と、それを鎮めようと勝者が施した仕掛けなど、京都の裏の顔を紹介。

桓武天皇によって造営された平安京は、怨霊と戦い続けた都であった。権力をめぐる骨肉の争い、繰り返された謀反と策略、そして非業の死を遂げた者たちの、後世まで続く恐怖の呪念――。長きにわたり権力闘争の舞台となっていた京都は、人々の怨嗟と憎念という闇を一心に引き受けながら、千二百年の歴史を紡いできた。京都の地に立ち並ぶ数えきれないほどの神社仏閣には、敗者への鎮魂の祈りと、陰惨なうつし世を生きる人々の、絶え間ない願いと信仰がささげられてきたのである。

▼本書では、京都の各地に残る魔力封じの仕掛けやパワースポット、まち全体にみられる風水による都市づくりの形跡などを、そのいわれとともに紹介する。

▼歴史の舞台裏を知る読み物として、観光のガイドとしても活用していただける。

▼綾辻行人氏による、謎のまちを舞台とした書下ろしの短篇奇談「深泥丘三地蔵」を収録。

●序説 魔界都市・平安京、誕生 
●皇城鎮護 平安京結界案内 
●本編 京都・魔界案内 
●洛中案内 
●《コラム》あわわの辻の百鬼夜行 
●洛北案内 
●《コラム》宴の松原、鬼の怪奇事件 
●特別寄稿 深泥丘三地蔵 綾辻行人 
●《コラム》祇園祭は魔界絵巻 
●洛東案内 
●《コラム》『源氏物語』は魔界小説 
●洛西・洛南案内 
●《コラム》京の日本三大悪妖怪 
●洛外案内 
●魔界の旅を終えて…… 
●資料編 

内容説明

都にかけられた呪いを解く。京都の謎と神秘に迫る。綾辻行人「深泥丘三地蔵」収録。

目次

序説 魔界都市・平安京、誕生
皇城鎮護平安京結界案内
本編 京都・魔界案内(洛中案内;洛北案内;洛西・洛南案内;洛外案内)
特別寄稿 深泥丘三地蔵(綾辻行人)
資料編

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たんちゃん

37
「京都は雅な都なのだろうか?平安京造営の歴史を紐解くと、そこには血塗られた過去があることがわかる…」京都に住んでながら知らない事が多すぎて京都にある寺社の成り立ちに「ほぉ~」と感心させられてばかり。チョット違った目線で寺社が紹介されている。目に視えないだけで今も京都の街を魑魅魍魎が、さ迷ってるのかしら?2014/08/03

みや

22
様々な史実と伝承を元に京都を紹介するガイドブック。タイトルから予想していたものとは大分違い、オカルトや心霊といった類いではない。「魔界」は「鎮魂の祈りを求めた場所」という意味合いで用いており、その場所の歴史的背景を解説している。有名どころは他のガイドブックと大差はないが、鵺大明神や蜘蛛塚など初めて知る場所もあって参考になった。改めて、京都の見所の多さに圧倒される。謂れの無い場所なんてないのではないか。綾辻先生は短編「深泥丘三地蔵」が収録されているだけで編集には関わっていない。この短編は既読だったので残念。2018/10/16

たいぱぱ

13
月末に京都旅行に行くので再読。一緒にいく子供たちに恐い伝承とか教えたら面白いんじゃないかと思う。インパクトを残して興味が持てればよし。この本はオカルトとか霊現象の類いではなく、伝説や伝承がベースになってます。タイトル変えた方がいいような・・・2015/08/03

てまり

8
短編『深泥丘三地蔵』のおまけがうれしい、京都いわくつき名所案内。コワイもの好きにはたまらん魅力です。2010/01/27

7
さらっと読了。目新しい情報はなかったけど、泰山府君のことが少し知れたのはよかった。2020/12/18

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