出版社内容情報
ネイティブアメリカンの食と生活を紹介。
ネイティブアメリカンと親しんできた著者が、母なる大地が生み出した伝統料理とそのレシピなどをイラストや写真を織り交ぜ紹介するエッセイ。
サーモンの薫製作り、クラムベイクで野外パーティ、ラム肉のシチュー。毎朝、焼きたての香ばしいフライブレッド……。かつて、アジアとベーリング海峡が陸続きになっていた氷河期の太古、アジアからアメリカの大地に渡ったと言われているネイティブアメリカン。本書は、アメリカ合衆国のアリゾナ州、ニューメキシコ州、ユタ州、コロラド州など四つの州にまたがる南西部のネイティブアメリカンの人びとのふれあいを食生活など食にまつわるお話を中心にイラストや写真で紹介するもの。1996年にかの地を訪れて以来、ネイティブアメリカンの世界に惹きつけられ、イラストや立体作品などを中心にその世界を表現し続けている著者。ネイティブアメリカンの住まい、食生活、儀式…自然をとおして“食べる”ことの楽しさや尊さについて、いま改めて教えてくれる一冊。
●まえがき
●プロローグ ネイティブアメリカン、食べるということ
●1章 ネイティブアメリカンの愛した食材
●2章 ネイティブアメリカンの美味しいレシピ
●3章 食が文化を創る、儀式の中の食べ物
●4章 現代に生きるアウトドアの達人
●5章 北米&カナダのネイティブアメリカンの食文化
内容説明
サーモンの薫製作り、クラムベイクで野外パーティ、ラム肉のシチュー、香ばしいフライブレッド、世界一やさしいスイーツ「プエブロプディング」…ネイティブアメリカンの食文化を楽しいイラストで紹介。
目次
プロローグ ネイティブアメリカン、食べるということ
1章 ネイティブアメリカンの愛した食材(トウモロコシ;豆 ほか)
2章 ネイティブアメリカンの美味しいレシピ(ワイルドライス;ワイルドライスサラダ ほか)
3章 食が文化を創る、儀式の中の食べ物(ペヨーテミーティング―儀式と食事;スエットロジ―心の沈静と研ぎすまされる感覚 ほか)
4章 現代に生きるアウトドアの達人(ペミカンは現代のインスタントの元祖;サーモンの薫製作り ほか)
5章 北米&カナダのネイティブアメリカンの食文化(ネイティブアメリカンの食文化分布マップ;A 太平洋北西岸地帯 ほか)
著者等紹介
塩浦信太郎[シオウラシンタロウ]
1945年、群馬県生まれ。画家。中央美術学園卒業後、露天商をしながら、国内外の各地を旅して回る。1996年に初めてナバホ・リザベーションに赴いて以来、毎年ナバホの友人を訪ねている。ネイティブアメリカンの世界に惹きつけられ、現在は著作物やイラストレーション、立体作品においてその世界を表現している。テレビ番組『お母さんといっしょ』『YOU』(以上、NHK)で、アニメーション制作を手掛ける。広告用作品としてはイラストレーションやオブジェとしての立体作品、カラクリ人形を製作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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