PHP文芸文庫<br> 京都府警あやかし課の事件簿

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PHP文芸文庫
京都府警あやかし課の事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 332p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569768724
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

小説投稿サイト「エブリスタ」で「神様×現代ファンタジー」部門急上昇1位を獲得した大人気連載が待望の書籍化!
京都府警が擁する「人外特別警戒隊」、通称「あやかし課」。化け物から神様まで、あやかしが絡むあらゆる事件を人知れず解決するのが彼らの任務である。そんなあやかし課に入隊したばかりの新人女性隊員・大(まさる)。個性豊かなメンバーとともに仕事に励む大だったが、実は彼女には人には言えないある事情があって……。街の平和を守るために、古都を奔走する若き隊員たちの活躍を描いた傑作現代ファンタジー!
文庫オリジナル。

天花寺 さやか[テンゲイジ サヤカ]
著・文・その他

内容説明

京都府警が擁する「人外特別警戒隊」、通称「あやかし課」。化け物から神仏まで、あやかしが絡むあらゆる事件を人知れず解決するのが彼らの任務である。そんなあやかし課に入隊したばかりの新人女性隊員・大。個性豊かなメンバーとともに仕事に励む大だったが、実は彼女には人には言えないある事情があって…。街の平和を守るために、古都を奔走する若き隊員たちの活躍を描いた傑作現代ファンタジー!

著者等紹介

天花寺さやか[テンゲイジサヤカ]
京都市生まれ、京都市育ち。小説投稿サイト「エブリスタ」で発表した「京都しんぶつ幻想記」が好評を博し、「神様×現代ファンタジー」部門急上昇で一位を獲得。同作品を加筆・改題した『京都府警あやかし課の事件簿』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カメ吉

114
予想以上の面白さでした!初読みの作家さんでしたが発想と想像力がスゴく良かったし京都の神社仏閣や神仏をよく勉強されてるみたいで物語を分厚いものにしていた。 個人的にも主人公の大(まさる・女子)が地元の日吉大社ゆかりの力を授かってたり親近感もありました。 他の京都物とは一線を画す異色の作風で新鮮さもあり次回も期待したい。2019/02/07

みかん🍊

107
魔除けの力を授けられた大は京都府警のあやかし専門の人間でない物の取り締まりをする特殊部隊で活躍する事になる、飽食の時代食べ残しを供養する鴨川鎮魂会は生き物の命を頂いているにも関わらず手を付けず残される食品、その無念が化け物と化すのは人間の責任だ、夜の街で遊び歩く娘や葵祭で選ばれた斎王に嫉妬する女性、人間もともすれば恐ろしい軽いファンタジーだけど扱っている事件は考えさせられる物があった。2019/02/22

ひさか

79
エブリスタの投稿作品:京都しんぶつ幻想記に大幅な加筆修正を加えて2019年1月PHP文芸文庫から、刊行。文庫オリジナル。シリーズ1作目。京都のあやかしを取り締るあやかし課とメンバーの設定が面白いが、展開がありがち。2作目以降もあるが、うーん、どうしようかなというところです。2021/02/28

itica

72
古都とあやかしが妙にマッチしている。由緒ある名だたるお寺の神様がバンバン出てきて、なんつーか壮大なロマンを感じるね。京都府警のあやかし課が悪さをするばけものを退治するお話。新人隊員「まさる」の成長物語でもある。設定は面白いのだが、年齢的になのか、元から疎いのか、付いて行くのがやっとだった。時代物アニメ好きならハマるかも。 2023/04/06

katsubek

71
ライト感満載。勿論、それこそが狙いであるのだろう。そこに、辛口の批判精神が隠し味で、いや、隠れてないな。京都という街に特有のスパイシーな話題が盛り込まれる。ついでに京都に関する蘊蓄までが語られて、お得感も満載。作者の筆力もなかなかのもの。しっかりと読ませてくれます。あとはどこかに重みが加わるとなおよいかも。いや、それがないからこそ魅力的なのかも知れませんね!2020/04/12

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