PHP文芸文庫
死んだのか、信長―本能寺の変異聞

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  • サイズ 文庫判/ページ数 340p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569766645
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

本能寺の変勃発! この驚天動地の事態に、重大な決断を迫られた信長の息子、家臣、敵将たちの姿を共感たっぷりに描いた傑作短編集。

岩井三四二[イワイミヨジ]
作家

内容説明

本能寺の変で信長さまが―これはピンチか、はたまたチャンスか!?天正十年(一五八二)六月、驚天動地の事態に右往左往する信長の息子・信孝、家臣・滝川一益と堀久太郎、敵将・安国寺恵瓊、側室・おなべ…思わぬ出来事に接したときほど、人間の本性はさらけ出されてしまうもの。大きな岐路を前にとまどう男たち、女たちを温かい視点で描いた、共感たっぷりの連作短編集。

著者等紹介

岩井三四二[イワイミヨジ]
1958年、岐阜県生まれ。一橋大学経済学部卒。メーカーに勤務する傍ら小説を執筆し、96年、『一所懸命』で小説現代新人賞を受賞してデビュー。98年に『簒奪者』で歴史群像大賞、2003年に『月ノ浦惣庄公事置書』で松本清張賞、『村は助くは誰ぞ』で歴史文学賞を受賞。05年、『十楽の夢』が直木賞候補になる。08年に『清佑、ただいま在庄』で中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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