ＰＨＰ文庫 門倉貴史のオトナの経済学

門倉 貴史【著】

ＰＨＰ研究所（2016/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 267p／高さ 15cm
• 商品コード 9784569765723
• NDC分類 331
• Cコード C0133

出版社内容情報

“壁ドン”の経済効果は300億？　お金に賞味期限があればデフレ解消？　など奇想天外な理論が満載！　身近な話題で経済学が楽しく学べる一冊。

門倉貴史［カドクラタカシ］
エコノミスト

内容説明

テレビで大人気の門倉先生が、経済学を伝えるために、ビジネスから恋愛まで軽やかに語ってみた！本書は、「宝くじが当たると幸せになれる？」「女性と交際したければ３０万円使えばいい？」など、オトナが気になる身近な疑問を、著者ならではの奇想天外な理論で解説。気軽にくつろぎながら、エッセイを読むような感覚で、経済学を楽しく学べる一冊。

目次

第１章　ウケる！経済学―人間の“行動”は経済学で説明できる？（合コンには必勝法がある！；薬指が長い男性はお金持ちになれる？　ほか）
第２章　使える！経済学―あらゆる“確率”は経済学で計算できる？（男性は夏に事故に遭いやすい？；エロティックな刺激で予知能力が開花する？　ほか）
第３章　得する！経済学―国の“裏側”は経済学で分析できる？（失業率と自殺者数は連動する？；「マイナス金利」の導入で得をするのは誰？　ほか）
第４章　なるほど！経済学―世の中の“変化”は経済学でよめる？（ＡＫＢ４８はなぜ成功した？；女性と交際したければ三〇万円使えばいい？　ほか）

著者等紹介

門倉貴史［カドクラタカシ］
１９７１年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、銀行系シンクタンクの研究員として日本経済研究センター、シンガポールの東南アジア研究所へ出向。その後、生保系シンクタンクに移籍。現在、ＢＲＩＣｓ経済研究所代表。同志社大学非常勤講師。専門は、日米経済、労働経済、行動経済学、アジア経済、ＢＲＩＣｓ経済、地下経済と多岐にわたる。テレビやラジオ番組にも多数出演（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[壱萬参仟縁]

ゴシ太のみ追っても十分理解できる内容。２０１２年初出。『必ず誰かに話したくなる経済学』改題。加筆・修正版（２６８頁）。０２年ノーベル経済学賞のカーネマンのピーク・エンドの法則：喜怒哀楽が残るのは最高潮と終わりの状況に依存する（１５頁）。マークシート試験でベンフォードの法則を利用すると、先頭の数字（最初の桁）を１にしておくと正答率が上がるという（７９頁）。オークンの法則：米国経済で失業率１％上がると実質GDP成長率３．２％低下する（１２７頁）。グループ・アイドルは１人アイドルより費用対効果が大（２１０頁）。

2016/09/24

[ラムダ]

不倫で使う交際費が平均74万円とのこと、これから考えてみると経済効果がかなりありそう。

2017/11/14

[StayHungry@読書モード全開！]

「女性と交際したければ30万円使えばいい？」「男性下着が売れると景気がよくなる？」「今トイレを使っている人は、4,900万人？」など、ちょっと気になる切り口で経済学を紹介する変り種の一冊。