出版社内容情報
原爆はなぜ落とされたのか、そしてそれが今日問いかけるものとは……。日米独それぞれの視点を交えた迫真のドキュメントの決定版。
【著者紹介】
作家
内容説明
戦争中の日本人はなんであったかを、もう一度再現してみようと構想してみた―。本書は、米・独・日の核兵器開発競争から、刻々と追いつめられる日本の状況、そして原爆が投下された「その日」までを、膨大な資料と取材によって立体的に再現したもの。原爆の悲惨さのみならず、「戦争」とは何かを根源的に問い、時代を越えて読みつがれる名著である。
目次
第1部 競争(出発―一九四一年;前進―一九四二年;展開―一九四三年 ほか)
第2部 混乱(寒さと空腹―一九四五年一月;天皇と重臣―一九四五年二月;B29と焦土―一九四五年三月 ほか)
第3部 その日(午前八時―一九四五年八月六日;閃光と暗黒―一九四五年八月六日;爆心地―一九四五年八月六日 ほか)
エピローグ(死者の列)
著者等紹介
半藤一利[ハンドウカズトシ]
作家、歴史探偵を自称。1930年、東京生まれ。1953年、東京大学卒業。同年、(株)文藝春秋に入社。『週刊文春』『文藝春秋』各編集長、出版局長、専務取締役などを経て、文筆業に入る。著書に『漱石先生ぞな、もし』(新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『昭和史1926‐1945』(毎日出版文化賞)などがある
湯川豊[ユカワユタカ]
文芸評論家、エッセイスト。1938年、新潟市生まれ。1964年、慶應義塾大学文学部卒業、同年、(株)文藝春秋に入社。『文學界』編集長、同社取締役などを経て、東海大学教授、京都造形芸術大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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トントン
BLACK無糖好き
かよ☆
大泉宗一郎