寒暖700年周期説

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  • サイズ B40判/ページ数 210p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569701691
  • NDC分類 451.35
  • Cコード C0030

内容説明

温暖化の原因はCO2だけではない!最寒気だった鎌倉時代から数えると700年後の21世紀半ばには最暖気を迎える。昨今の温暖化はその道筋に過ぎない。

目次

歴史の陰に“気候”あり―日本を揺るがす七百年周期説の発見
“七百年周期”その不思議な正体―オーロラ現象にあった謎を解く鍵
神武東征は異常気象が原因だった―歴史を塗り替えたこの気候周期
『太平記』が教える真実―新田義貞の“運”を決めた天候異変
鎌倉仏教の繁栄、もう一つの秘密―寒期の力を利用した親鸞と日蓮
屋根勾配が示す雨乾の証明―大飢饉は七百年周期が引き起こす
石器時代、雪メガネがあった―土偶の顔は何を物語るか
貝塚でわかった日本石器時代の上限―紀元前の生活を推測するもう一つの手がかり
地名にしるされた七百年周期―寒冷化を告げたトチギの名称
花見とピタリ一致する七百年周期―室町時代を襲った暖気異変
日本文化を動かしている見えない法則―優れた陶器にあった七百年周期
首都変遷を決定したもう一つの力―政治をも左右した寒暖の波
七百年周期で証明する騎馬民族説―天皇氏神は寒さに追われてやってきた
近々、大地震がやってくる―高水位期の二十二世紀、日本はどうなるか
必ず暖化する日本列島―古代伝説で証明された気温上昇の事実
七百年周期説でわかる“これからの世界”―氷河期の前に暖期がやってくる

著者等紹介

西岡秀雄[ニシオカヒデオ]
大正2年(1913)、仙台生まれ。昭和14年(1939)、慶應義塾大学文学部史学科卒業。慶應義塾大学助教授、慶應義塾大学教授を経て、昭和54年(1979)より慶應義塾大学名誉教授。同年、大田区立郷土博物館館長に就任。平成13年(2001)、大田区立郷土博物館館長を退任。現在、日本トイレ協会名誉会長、大森貝塚保存会名誉会長、日本旅行作家協会名誉会員なども務める。専門は考古学・人文地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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