出版社内容情報
かつて日本は、世界で80番目に国連加盟した。そして今、日本は当時の国際的地位に逆戻りしかねない……? 気鋭の論客が鳴らす警鐘。
麻生氏が首相の座につき、国民はみな何かしら期待した。しかし政治にしても経済にしても、改善の徴候がみえない。結局日本は、変わることはできないのか!?
▼ここ1、2年のあいだ、国内には年金記録改ざん、自民党と民主党の大連立問題、格差の拡大、そして国外には中国の台頭や北テロ指定解除問題と、深刻な問題が次々と明らかになっている。福田政権時代から現在までの間を振り返り、もはや日本は安穏としていられる状態でないことを検証する。
▼徐々にかたむいてゆくこの国を、いかにしたら立ち直らせることができるのか。問題点はどこに隠されているのか。タブーを恐れない気鋭の論客が日本の病理に深く斬り込む!
▼国力の方程式が成り立たない/いまも続く、無責任政治/片足歩行は国賊外交/北京五輪に興じた日本が失ったもの/世界大国の興亡史に学ぶ日本の将来/日本は中国に追いつけない/そして改革は止まった/リベラル思想が賊ねた至高の価値
●第一章 国力の方程式が成り立たない
●第二章 いまも続く、無責任政治
●第三章 片足歩行は国賊外向
●第四章 北京五輪に興じた日本が失ったもの
●第五章 世界大国の興亡史に学ぶ日本の将来
●第六章 日本は中国に追いつけない
●第七章 そして改革は止まった
●第八章 リベラル思想が賊ねた至高の価値
内容説明
政治不信?不景気?格差?それどころか、このままでは日本は衰退の一途を辿る。各メディアで活躍中の論客が国力低下に警鐘を鳴らす。
目次
第1章 国力の方程式が成り立たない
第2章 今も続く、無責任政治
第3章 片足歩行は国賊外交
第4章 北京五輪に興じた日本が失ったもの
第5章 世界大国の興亡史に学ぶ日本の将来
第6章 日本は中国に追いつけない
第7章 そして改革は止まった
第8章 リベラル思想が賊ねた至高の価値
著者等紹介
潮匡人[ウシオマサト]
1960(昭和35)年、青森県生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士前期課程修了。早大法学部卒業後、航空自衛隊入隊。第304飛行隊、航空総隊司令部、長官官房勤務等を経て三等空佐で退官。その後、書籍編集者、シンクタンク客員研究員、聖学院大学専任講師等を経て、帝京大学短期大学准教授、評論家。専門の軍事問題のほか、憲法改正問題、靖国神社問題、北朝鮮による拉致問題などの外交・政治問題について、テレビ・新聞・雑誌で活発に提言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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