目次
第1章 時代は生きている(行ないは自分が、批評は他人がする;世間は生きている、理屈は死んでいる ほか)
第2章 自分の好機を見逃すな(世の中はやはり人間関係だ;二兎を追うものは二兎を得る ほか)
第3章 人間、万事に学ぶ(研修中は脇見をせずに専念せよ;不平不満も世の中を進歩させる一助 ほか)
第4章 積極的な自然体で生きる(経営改革はまず改革者から始めよ;若者を扇動せず、自ら活動せよ ほか)
第5章 逆転の発想をもて(能力ある無資格者を引き上げよ;反対者は論より事実で説得する ほか)
著者等紹介
童門冬二[ドウモンフユジ]
1927(昭和2)年、東京生まれ。東京都立大学事務長、東京都広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任。1979年、美濃部亮吉東京都知事の退任とともに都庁を去り、作家活動に専念する。都庁在職中の経験をもとに、人間管理と組織運営の要諦や勘所を歴史と重ね合わせた作品で、小説・ノンフィクションの分野に新境地を拓く。著書多数。『暗い川が手を叩く』で第43回芥川賞候補。1999(平成11)年春、勲三等瑞宝章を受章。日本文芸家協会会員、日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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オリーブ
3
勝海舟みたいな人が上司だったらな~とつい思いながら読んでいましたけど、そんな風に思うこと自体、「自分の責任を免れるための口実だ」と途中書いてあって、私に気持ちを見透かされたような気持になってハッとしました。自分にとってマイナスとしか思えない人こそ、実は一番の<師匠>なんだという目を持つように努めようと思いました。私自身、世論が良いというものが一番のように思いがちで人に左右されがちなのですが、彼のように自分に自信を持って生きていきたいです。2014/02/14
まちなかのノコギリ屋根
1
勝海舟に関する書籍はこれまで手に取ることがなかったが、たまたま好きな著者で勝海舟を取り上げているものだったので、読んでみた。氷川清話につながる書籍として、次は本体を読んでみたいと思います。2024/06/25
アイマール
1
学問は実践できなければならない。2020/07/14
徐庶
1
「人はよく方針というが方針なんか定めてどうするのか」 ウチの会社の経営陣に言いたい。このコロナの影響が甚大にも関わらず、方針を変えず固執している典型。 勝海舟の人生訓は多くの事が現代にも役立つし、 広田弘毅の「志高く自ら計らわず」という共通の思想も。 氷川清話も早く読まないとない。2020/05/19
勝みやこ@佐幕派。
1
こういう人になりたい!って思った。本当に自分は視野が狭いなって思う。どれだけのことが出来ても、どれだけの事ができるようになっても、それだけで終わってはいけないんだよなぁ、やっぱり。2013/01/22
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