サイエンス・アイ新書<br> ドッグファイトの科学―知られざる空中戦闘機動の秘密 (改訂版)

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サイエンス・アイ新書
ドッグファイトの科学―知られざる空中戦闘機動の秘密 (改訂版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797395051
  • NDC分類 538.7
  • Cコード C0231

出版社内容情報

ジェット戦闘機の戦い方に迫る「ドッグファイト」は、戦闘機同士の空中格闘戦です。空対空ミサイルの高性能化でその機会はなくなるともいわれましたが、近年登場しているレーダーに映りにくいステルス戦闘機がより一般的になれば、至近距離でいきなり敵機と遭遇し、ドッグファイトにもつれこむ可能性が高まるとも考えられています。本書では、おもにジェット戦闘機のドッグファイトとして用いられる空中戦闘機動を科学的な視点から解説します。

第1章 戦闘機の機動の基本を知る
1-01 飛行中の航空機に働く4つの力
1-02 3軸周りの運動と操縦システム
1-03 揚力と迎え角の関係、失速のメカニズム
1-04 速度と荷重の関係
1-05 飛行速度と旋回率、旋回半径との関係
1-06 空力抵抗と余剰推力
1-07 ハイGターン、サステインドGターン
1-08 ループ、エルロンロール
1-09 インメルマン・ターン、ピッチ・バック
1-10 スプリットS、スライス・バック
1-11 バレル・ロール、アンロード加速
Column01 進化する操縦システム

第2章 各種の基本戦闘機動
2-01 ドッグファイトとは
2-02 機動と保有エネルギーとの関係
2-03 機体相互の位置関係と追尾機動
2-04 ハイスピード・ヨーヨー
2-05 ロースピード・ヨーヨー
2-06 バレルロール・アタック
2-07 ブレイク・ターン
2-08 シザーズ、ローリング・シザーズ
2-09 ジンキング、スリップ
2-10 現代の攻撃機動法
2-11 現代の防御機動法
2-12 スナップロール、木の葉落とし
Column02 パイロットに加わる「G」

第3章 戦闘機に搭載される武装
3-01 ミサイルの基本構成
3-02 空対空ミサイルの種類と運用
3-03 AIM-9サイドワインダー(米)
3-04 AAM-5(日本)
3-05 AIM-7スパロー(米)
3-06 マトラSuper 530(仏)
3-07 R-27R(露)
3-08 AIM-120AMRAAM(米)
3-09 AAM-4(日本)
3-10 R-77(露)
3-11 ミーティア(欧州)
3-12 M61A1バルカン砲(米)
3-13 火器管制レーダー(FCR)
3-14 ヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)
3-15 電子妨害(ECM)装置
3-16 チャフ、フレア、曳航式デコイ
3-17 HOTAS:スティック(操縦桿)
3-18 HOTAS:スロットル・レバー
Column03 戦闘機搭載用レーダーの進化

第4章 戦闘機の戦い方
4-01 第一次世界大戦の空中戦
4-02 第二次世界大戦の空中戦?
4-03 第二次世界大戦の空中戦?
4-04 朝鮮戦争の空中戦
4-05 金門馬祖上空戦
4-06 ベトナム戦争の空中戦?
4-07 ベトナム戦争の空中戦?
4-08 中東戦争の空中戦
4-09 フォークランド紛争の空中戦
4-10 湾岸戦争以降の空中戦
4-11 航空(防空)作戦の一連の流れ
4-12 ?敵機の発見・識別
4-13 ?戦闘(要撃)開始
4-14 ?会敵
4-15 一撃離脱戦法
4-16 ロッテ戦術
4-17 シュヴァルム戦術
4-18 サッチ・ウィーブ
4-19 ワゴン・ホイール
4-20 フルード・フォー
4-21 アブレスト?
4-22 アブレスト?
4-23 アブレスト?
4-24 爆撃機に対する戦闘
4-25 ?離脱
Column04 エース・パイロットとは?

第5章 素朴な疑問
5-01 太陽を背にすると本当に有利?
5-02 敵機の数が自分たちよりも多いときは?
5-03 新米パイロットは編隊のいちばん後ろなの?
5ドッグファイトがいちばん強い戦闘機は?
5-05 スクランブル発進のときの手順は?
5-06 古い機体で新しい機体に勝てることはある?
5-07 航空自衛隊は格闘戦に強い?
5-08 機関砲はどのくらいの距離から撃つの?
5-09 実弾訓練はどうやっているの?
5-10 敵機にロックオンされるとわかるの?
5-11 アグレッサー飛行隊やアドバーサリー飛行隊とは?
5-12 トップガンは本当にあるの?
5-13 戦闘機パイロットになるにはどうすればいい?
5-14 緊急射出装置は絶対作動する?
5-15 ドッグファイトで窮地に陥ったらどうするの?
5-16 ステルス機の登場でドッグファイトはもうない?
5-17 地上からの攻撃にはどうやって備えているの?
5-18 空対空ミサイルはどこからでも撃てるの?
5-19 対地攻撃はどうやって行う?
5-20 対艦攻撃はどうやって行う?
Column05 離島奪還作戦で戦闘機はどう行動する?

赤? 聡[アカツカ サトシ]
著・文・その他

内容説明

「ドッグファイト」は、戦闘機同士の空中格闘戦です。空対空ミサイルの高性能化でその機会はなくなるともいわれましたが、近年登場しているレーダーに映りにくいステルス戦闘機がより一般的になれば、至近距離でいきなり敵機と遭遇し、ドッグファイトにもつれこむ可能性が高まるとも考えられています。本書では、おもにジェット戦闘機のドッグファイトで用いられる空中戦闘機動を科学的な視点から解説します。

目次

第1章 戦闘機の機動の基本を知る(飛行中の航空機に働く4つの力;3軸周りの運動と操縦システム ほか)
第2章 各種の基本戦闘機動(ドッグファイトとは;機動と保有エネルギーとの関係 ほか)
第3章 戦闘機に搭載される武装(ミサイルの基本構成;空対空ミサイルの種類と運用 ほか)
第4章 戦闘機の戦い方(第一次世界大戦の空中戦;第二次世界大戦の空中戦 ほか)
第5章 素朴な疑問(太陽を背にすると本当に有利?;敵機の数が自分たちよりも多いときは? ほか)

著者等紹介

赤塚聡[アカツカサトシ]
1966年、岐阜県生まれ。航空自衛隊の第7航空団(百里基地)でF‐15Jイーグルのパイロットとして勤務。航空カメラマンとして航空専門誌などを中心に作品を発表するほか、執筆活動や映像ソフトの監修なども行っている。日本写真家協会(JPS)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小太郎

11
実は改訂版の前の本も読んでいるんですが、尖閣諸島を意識した島奪還作戦の具体例が新たに入ってました。前巻と同様に知らぜらる現代の空戦の具体的な解説がかなりマニアックな説明と共に満載。やはりミサイル性能が重要。でもお互いステルス機なら昔の様なドッグファイトあるかもしれません。2018/06/22

無重力蜜柑

9
分かりやすい。ドッグファイトの空力的な理論、基本軌道、歴史、兵装、戦術etcについてコンパクトにまとまっている。平易な解説とカラーイラストの複合が特徴的なシリーズだが、このイラストが非常によく考えられていて、戦闘機の三次元の軌道が明瞭にイメージできるようになっている。高度と速度が相互に変換可能であること、低速の方が旋回半径は小さくなること、失速しない最低限の速度を守ること、荷重制限を守ることなどが戦闘機の軌道に複雑な制約を課しており、その制約の中で最適な立ち回りが研究されているのだろう。2022/05/03

Book Lover Mr.Garakuta

5
図書館本:読了。飛行機(戦闘機)の空戦に関する覚書。昔から興味がある分野だったので、そうなのかと思った。綺麗な図で解説されているので、なおのこと分かりやすさを感ず。2018/11/11

たかひー

3
★★★★ 計算式が出てくることろは少々とっつきにくかったが、全般的には興味深い内容であった。イラスト、写真もキレイ。2019/08/04

さとう

2
元空自のパイロットによる実践的な内容。すごい。絵も見やすいし分かりやすいと思う。2022/08/25

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