出版社内容情報
「職人」こそは、日本が世界に誇れる最高の財産である。現代まで脈々と受け継がれる「匠」の魂と技を、渾身の力で描き出す。
匠=職人。その熟練の技は神話の時代から感動と尊敬の念を人々にもたらしてきた。精魂込めた「本物」を生み出す彼らの姿は、絶やしてはならない「ものづくり」の喜びを教えてくれる。日本酒、漆器、和紙、茅葺、金箔、和ろうそく、織物、仏像と修理、人形、日本刀、花火、陶芸――世界でも有数の伝統は、最先端の技術と共存しながら、今なお受け継がれている。それこそは日本の尊き美質であり、国を支えてゆく礎となる。地道な努力を厭い「楽して儲けたい」という現代の風潮を憂える著者が、日々研鑽を重ねる職人たちに迫った。
内容説明
匠=職人。その熟練の技は、神話の時代から感動と尊敬の念を人々にもたらしてきた。日本酒、漆器、和紙、金箔、人形、花火…精魂込めた「本物」を生み出す彼らの姿は、私たちが忘れてはならない「ものづくり」の喜びを教えてくれる。世界でも有数の伝統は、最先端の技術と共存しながら、今なお受け継がれている。そして、そうした精神こそが日本の尊き美質であり、これからも国を支えてゆく礎となるのだ。地道な努力を厭い「楽して儲けたい」という現代の風潮を憂う著者が、日々研鑽を重ねる職人たちに迫った。
目次
第1章 わが国における職人の歴史(神話の時代―職人の祖;中世―進歩する職人;江戸期の職人文化―現代に至るルーツ;職人言葉に見る素顔の職人たち)
第2章 伝統技術の継承(世界の職人たち;わが国における伝統技術の継承;職人を支え、顕彰してきた制度)
第3章 現代の「匠」たち(日本酒;漆器;和紙;茅葺;金箔;和ろうそく;織物;仏像と修理;人形;日本刀;花火;陶芸;職人の復権)
第4章 「ものづくり国家」復権を目指して―北畑隆生経済産業省事務次官に聞く(そして「日本人」が残った;「勘」と「進歩」が質を保証する;中小企業が支える日本のものづくり;産学連携で人を育てる;ハイテクで蘇る日本の伝統美;職人技こそ国際競争力の源泉)
感想・レビュー
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KAZOO
壱萬参仟縁
YúKa(ユーカ)@ハガレン読み終えました
おらひらお
phmchb