内容説明
金閣寺、龍安寺、仁和寺の「世界遺産コース」。さらに嵐山、嵯峨野まで足をのばし、常寂光寺、清凉寺、化野念仏寺へ―。観光バスでまわるだけでは感じられない、ほんとうの古都の魅力。寺社をめぐる愉しみは、歩くほどに深まる。「大寺社の陰に名刹あり」という発見もある。仁和寺と蓮華寺、伏見稲荷と石峰寺、平等院と興聖寺…好対照の妙が、新たな感動を生む。長年にわたり古都をくまなくめぐった著者が、京都人も知らない古刹までをも網羅。上下巻の総索引がついた、京都寺社事典の決定版。
目次
7 洛西の寺社(北区・右京区)
8 嵐山と嵯峨、周山の寺社(右京区・西京区)
9 洛北の寺社―西域(北区)
10 松尾、桂、大原野の寺社(西京区)
11 洛南の寺社(南区・伏見区・山科区)
12 宇治市と京都郊外の寺社
著者等紹介
山折哲雄[ヤマオリテツオ]
1931年サンフランシスコ生まれ。東北大学文学部卒。国立歴史民俗博物館教授、京都造形芸術大学大学院長、国際日本文化研究センター所長などを歴任
槇野修[マキノオサム]
1948年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒。朝日新聞社出版局、ダイヤモンド社で雑誌や書籍の編集に携わり、80年に編集工房「離山房」設立。主に近現代の時代・文芸考証をテーマに編集や執筆活動をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いりあ
6
こんな時なので、せめて本の上だけでも外出したいので…。槇野修の「寺社を歩く」シリーズ第1弾です。京都の寺社を紹介しています。あまりにも寺社が多く、エリア別に2冊に分かれています。すでに色々な媒体で語りつくされてしまった感がありますが、まだまだあります。有名な寺社だけでなく、小さな寺社もあわせて紹介されているので、自分の足と目で確認しに、散歩に行くのも良いですね。2020/05/04
なおこっか
1
下巻が入手しづらい状態が続いていてやきもきしてましたが、今年2月の十刷をゲットできてほくほくです。春の京都旅に間に合いました。しみじみ、応仁の乱が京都に与えた影響は大きい…。郊外にも気になる寺社がいくつもできてしまい、また京都に通わなくては。2016/03/26
今夜は眠れない
0
行こう。2016/07/21
ohmi_jin
0
上巻に続き下巻も読了。相変わらずのボリュームはまさに京都旅行御用達。一休寺行っとけば良かった。2013/02/24
ドッグマスター
0
本当に京都は寺社が多い。ちょっとずつ勉強しよう。2012/05/21
-
- 和書
- 白き女神を救え 新潮文庫