出版社内容情報
ロングセラー『新釈 菜根譚』の完全版。
単行本・文庫合わせて30万部ロングセラーとなった、人生修養の書『新釈 菜根譚』の完全版。著者のライフワーク、ここに結実。
「菜根譚」は、人生の書である。著者は明の人、洪自誠。人たるの道を説く儒教、のんびり自足する思想を説く道教、悩める心の救済となる禅。この三つの教えが渾然一体となった、不思議な魅力をたたえた古典である。そしてなぜか、「菜根譚」は中国よりも日本で人気が高い。まさに、日本人が心に刻むべき「処世の道」がここにあると言える。
▼「人に道を譲ることこそ、もっとも安全な世渡りの極意」「至るところに人生の楽しみはある。邸宅でもあばら屋でもその点は変わらない」「華美は淡白に及ばない」「風流は世俗のなかにある」……。
▼そんな菜根
●『菜根譚』について
●前集 (一)人たるの道を守る (二)むしろ愚直であれ (三)才能は秘めておく (四)知りながら使わない (五)自分を向上させるには (六)心に喜びを持て (七)平凡の中に非凡 (八)静中の動、動中の静 (九)静思のときを持て (十)得意のときと失意のとき 他
●後集 (一)まだとらわれている (二)有能より無能がまさる (三)仮の姿、真の姿 (四)広いものを狭くしている (五)風流は身近にある (六)夢のなかのまた夢 (七)すべての対象から (八)形にとらわれては (九)琴と書物さ
内容説明
日本人が心に刻むべき、「処世の道」がここにある。悠々自適の心境と、現実を生き抜く術を語る人生書の古典を、心に響く言葉で翻訳、解説。著者のライフワーク、ここに結実。
目次
前集(人たるの道を守る;むしろ愚直であれ;才能は秘めておく;知りながら使わない;自分を向上させるには ほか)
後集(まだとらわれている;有能より無能がまさる;仮の姿、真の姿;広いものを狭くしている;風流は身近にある ほか)
著者等紹介
守屋洋[モリヤヒロシ]
著述業、中国文学者。昭和7年、宮城県生まれ。東京都立大学大学院中国文学修士課程修了。現在、中国文学者として、著述、講演等で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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