内容説明
子どもの受験において、「塾通い」は絶対の条件ではありません。むしろ、「塾まかせ」は親の責任放棄なのです。本書では、親として、また心理学者として「塾いらず」でわが子とつきあってきた著者の独自の指導法を紹介。「調べることをゲームにする」「計算ドリルは時間内に二度させる」など92のノウハウから、親子の信頼関係が生まれ、学力は向上する。
目次
第1章 集中力は家庭で育つ(長く座ることから才能は磨かれる;テレビは椅子に座って見る ほか)
第2章 「よく考える子」の親がしていること(テレビを見せたときは、あらすじを尋ねる;テレビドラマで国語の長文読解力を鍛える ほか)
第3章 「塾いらず」で成績を上げる指導法(勉強の仕方がわからない子どもには、音読をさせる;カラーマーカーでマークをつけさせる ほか)
第4章 それでも塾に行かせるなら(塾に子どもを行かせるべきか、否か;塾の決め手はカリキュラム ほか)
第5章 学力向上は親子の信頼関係から(泣くからもっと痛くなるのだ;子どもの様子をフィードバックする ほか)
著者等紹介
岡本浩一[オカモトコウイチ]
1955年大阪府生まれ。社会心理学者。東京大学文学部社会心理学専修課程卒業。同大学院社会学研究科社会心理学専門課程を経て社会学博士。現在、東洋英和女学院大学人間科学部教授。茶道を修め、裏千家茶道専門学校理事。この間、文部科学省の委員、オレゴン大学フルブライト助教授、カーネギーメロン大学大学院博士学位審査委員などを歴任。専門はリスク心理学だが、教育、能力開発、日本文化など執筆ジャンルは幅広い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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