出版社内容情報
「イケメンの前では小食になる戦略的自己呈示」、「愛のつり橋効果の種明かし」など科学的な心理尺度であなたの恋愛傾向を測定!
内容説明
「愛の吊り橋効果」は使ってはいけない!?あなたにも役立つ恋愛研究の最前線を解説。愛のスタイルを測定する「心理尺度」付き。
目次
第1章 愛を測定し診断する心理学
第2章 モテるための心理学
第3章 恋に落ちる過程の心理学
第4章 告白と両思いを成就する心理学
第5章 恋は盲目の心理学
第6章 愛が壊れていく過程の心理学
第7章 好きなのに傷つける理由の心理学
著者等紹介
越智啓太[オチケイタ]
法政大学文学部心理学科教授。横浜市生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科心理学専攻修了。警視庁科学捜査研究所研究員などを経て現職。臨床心理士。専門はプロファイリング、虚偽検出など、犯罪捜査への心理学の応用。現在は主にデートバイオレンス、デートハラスメントと恋愛行動との関連やストーカーの危険性推定などについて研究している。著書は入門書から専門書まで多数。テレビ・映画等メディアでも、犯罪心理学や社会心理学の観点から多くの人気ドラマ監修、コメント出演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
茉莉花
42
進路に纏わる本を読み紹介するとういう現代文の課題用に、志望大学の教授さんの著書を選んでみました! 日本でも有名な犯罪心理学の先生なのですが、恋愛関係の研究もされていたようで、この一冊が出来上がったそうです。 問題提起みたいなのがあり、それについて図や表を使って考察していくスタイルで、全てを理解できるわけではなかったが一冊読んでみて面白かったです。 恋愛とは非常に不思議な学問だと思いました。2023/01/19
tori
13
統計を扱った心理学的アプローチで、大学の授業でも使えそうなしっかりとした内容。 自分の恋愛傾向が偏差値でわかるのが興味深く、偏差値50を超える項目は自覚症状ありでした。驚いたのが、自分の面食い偏差値が70近かったこと。笑 これは自覚していなかったし、たくさんの発見があり楽しめました。2020/02/05
とふめん
12
www.tohumen.com ブログネタの参考として。 恋愛体質や性格を心理学的分析で偏差値で表すチェックテストつき。 ルックスやメイクの視覚効果がどれくらいモテ度に関連しているかなど詳しいデータが載っています。2019/05/03
Tatsuya9
9
なかなか勉強になった。科学的な根拠を示しての説明なので、なるほど〜という感じだった。▼SVR理論、セルフモニタリングの傾向、別れの切り出し方、疑うことのコスト、惚れやすさと恋人の有無の相関、吊り橋効果の真相、ビアゴーグル効果、告白の仕方やタイミング、今の恋バイアス、別れの場面や予感、失恋からの立ち直り、ストーカーDV傾向、別れの季節、ロミジュリ効果、愛と金、愛情と友情の相関、エロス、ルダス、ストルゲ、プラグマ、マニア、アガペ、メイクの効果、ロマンティックレッド効果、顔評価の変容、ラブソング効果など!2019/12/22
ATS
9
★★★最近読んだ『美人の正体』と同じ著者の本で、こちらも科学的根拠をもとにして恋愛について書かれています。ルックスはどれくらい重要か?モテるためのメイクとは?愛のつり橋効果は使うひとによってはデメリット?成功率をあげる告白法とは?、、、そんなことが書かれています。2018/03/13