内容説明
「お節料理」「雛祭り」「七夕」「十五夜」「年越しそば」…。日本人なら誰でも知っている行事や習慣。しかしその由来や正式な作法は?と聞かれると案外困ってしまう。本書は知っているようで知らない日本のしきたりについて解説したものである。「花見は、桜の開花の様子から農作物の出来を占う、共同祈願の一種だった」など、意外なエピソードがわかる本。
目次
元日―元日はいつ始まる?
若水―パワーを秘めた水
年男―豆まきだけじゃない大役
門松―今年一年の幸運を!
雑煮―正月にわが家の味
屠蘇―酒というよりも薬に
お節料理―重箱につめて正月中のごちそう
年始―年賀状との結びつき
年玉―目上から贈るもの
鏡餅―丸餅を重ねて「年を重ねる」〔ほか〕
著者等紹介
丹野顯[タンノアキラ]
1940年、東京都生まれ。東京教育大学文学部卒業。出版社に勤め、月刊雑誌・百科事典・単行本の編集者をへて文筆活動に従う。とくに江戸時代の庶民の生活史・精神史を中心に、本名および淡野史良のペンネームで執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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