内容説明
1805年12月アウステルリッツ郊外において、フランス軍はオーストリア・ロシア連合軍を撃破する。当初劣勢が伝えられたナポレオンはこの戦いで一計を案じ、後に芸術と評される程の勝利を手にする。さて、このとき不世出の天才がとった作戦とは?本書は名将たちの戦術をクイズ形式で完全シミュレート。押し寄せる敵兵を前に、あなたは自軍を勝利に導くことができるか。
目次
序章 凡将が名将に変わる戦術の魔力―戦闘についての基礎知識
第1章 古代の名戦術を完全マスターする―古代ペルシャからローマ帝国までの古戦史(ティムブラ平原の戦い―紀元前五四六年 ペルシャvs.リディア;マラトンの戦い―紀元前四九〇年 ギリシャvs.ペルシャ;レウクトラの戦い―紀元前三七一年 テーバイvs.スパルタ ほか)
第2章 体感!帝国の名将vs.王朝の英雄―ローマ帝国滅亡から地中海戦争までの中世戦史(シャロンの戦い―四五一年 西ローマvs.フン;ダラの戦い―五三〇年 東ローマvs.ペルシャ;トゥール・ポアチェの戦い―七三三年 フランクvs.イスラム ほか)
第3章 巨大な軍を統率して勝つ方法―三〇年戦争から南北戦争まで近代戦のはじまり(砂丘の戦い―一六五八年 フランス・イギリスvs.スペイン;ブレンハイムの戦い―一七〇四年 イギリス同盟軍vs.フランス連合軍;プラーグの戦い―一七五七年 プロシャvs.オーストリア ほか)
終章 戦術は思考の新たな扉を開く―考える力を広げて活用するために
著者等紹介
松村劭[マツムラツトム]
1934年生まれ。防衛大学校卒業後、陸上幕僚監部情報幕僚、作戦幕僚、陸上自衛隊西部方面総監部防衛部長などを歴任し、1985年、退職。現在、デュピュイ戦略研究所東アジア代表。情報分析・戦略・戦術などを専門領域に、幅広く活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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